エレキギターの楽譜の読み方は6本のタブ譜で

カルチャー

ギターの種類についてはここに書きましたが、 ギターには種類があるのですね。

私はギターは全然わかりませんが、ギターをやっている人に「ギターの楽譜は6本だよ」と聞き、驚きました。
てっきり、楽器はすべてピアノの五線譜の楽譜を使うものだと思っていたからです。
「タブ譜」というギターの楽譜を調べてみました。

エレキギターの楽譜の読み方は

楽譜は楽器ごとに違うの?
楽譜は楽器ごとに違いがあります。それはなぜか?

楽器によって、弾き方に違いがありますよね。

「管楽器」は息を吹きかけることによって、音を奏でます。

「弦楽器」は弦をはじくことによって、音を奏でます。

「打楽器」は叩くことによって、音を奏でます。

「鍵盤楽器」は鍵盤を押さえることよって、音を奏でます。

このようにそれぞれの楽器の弾き方の違いがすなわち楽譜の読み方の違いへとつながるのです。さらに各楽器の特性や音色によって半音ずれている場合があるので、ピアノ演奏者が管楽器の譜面を見て、違和感を感じるといったことがあるようです。

ちなみにこうした楽器による楽譜の違いを全て理解しなければならない人がいます。それは「指揮者」です。もちろん「指揮者」専用の楽譜があります。

それは「総譜」と呼ばれるもので、楽曲に使用する楽器の譜面の全てが記載されてあり、指揮者はそれらすべてを理解していないと演奏として成り立ちません。オーケストラの中には、新しく来た指揮者を試すためにわざと間違えて弾くそうです。それを指摘できない指揮者はその場で「ダメ指揮者」の烙印が押されます。オーケストラの中で一番楽そうに見える指揮者、本当は一番大変なんですね。

エレキギターの特徴は?大きな違いはアンプが必要なこと

 まずエレキギターの特性についてお話ししましょう。一般的にギターはアコーステックギターとエレキギターの二つに大別されます。

アコーステックギターはボディが空洞で、真ん中に丸い穴が開いてあり弦をはじくとその穴に共鳴して音が鳴ります。

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エレキギターはボディが空洞ではありません。(一部空洞のモノもあります)

音を共鳴させるために「ピックアップ」が使われます。ボディのほぼ中央にあり、弦の振動を電気に変える機械です。磁石の棒にコイルが巻き付けられていて、それによって電力が発生し、シールドというコードを通じてアンプに音が伝わります。ですからエレキギターはアンプにつながないと音が鳴りません。

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逆に言えばアンプにつなげることにより、エレキギターにはアコーステックギターには出来ない様々なバリエーションの音を奏でることができるのです。

そのためエレキギターには独特の譜面表示があります。

エレキギターの楽譜は、ピアノの楽譜とどこが違うの?

 ピアノは鍵盤を叩くことによって音が奏でられます。そのため譜面にはどの音をどう弾くか記されています。ところがエレキギターには独特の奏法があります。例えば、

弦を引き上げて音を伸ばしたり(チョーキング)

 弾かずに押さえたり、離したり(ハンマリング・オン、オフ)

 弦を震わせて音を伸ばしたり (ビブラート)

こうした奏法はピアノにはありませんよね?そのためおのずと楽譜も変わってきます。

TAB譜(タブ)とは?

 タブ譜って聞きなれない言葉ですね。譜面は五線紙に音符が表記されているのに対し、タブ譜は六線紙にギターを弾くポジションが表記されています。

まずギターは6弦あります。ネックの部分にはフレットという金属が打ち付けられていて、それが音の区切りとなります。バイオリンや三味線といった古くからある弦楽器にはフレットはありません。

フレットの数は1~21、22まであり、ギターの弦の数を表した6線にフレットの数字を表記したのがTAB譜ということです。

ギター練習法入門というサイトを見つけました。とてもわかりやすいです。
http://www.guitar-guitar-guitar.com/lesson/cont05.html
その中に、五線譜とタブ譜の関係が載っていました。線が1本多く、6本なんですね。

ギターの6本の弦を、6本の線で表しています。む、むづかしい!

五線譜の音を、ギターは押さえる場所と弦の数字で置き換えているのですね。

五線譜とタブ譜の関係

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MUSIC-STYLE 音楽関連サイトのリンク集です。無料でタブ譜が見られます。

エレキギターは単音または2音のみで演奏します

一般的にエレキギターの奏法としては、アコギのように全ての弦を弾くことはあまりありません。単音もしくは2音(1弦もしくは2弦)のみを弾くことが多いようです。それは上記に述べたエレキギターの特性にあります。

エレキは電気を介して音を鳴らします。楽器としては珍しい部類になります。

例えば音を増幅させるアンプには音の高低の調整や、音を歪ませること機能がついています。さらにエフェクター(音を変化させる装置)使えば自分のギターテクニックが上達したと勘違いするほど様々な音を奏でることが可能です。

このようにエレキギターには様々な音を作ることができます。

一度試してみてはいかがですか?

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