留袖の髪型どうしよう?50代は基本のパールで結婚式をキメましょう

お役立ち

着物の中でも留袖は正装中の正装。身内の公式な式のみ、着ることが許されています。
なので髪型もきっちりしないといけません。

その基本はアップした髪の左耳あたりに髪飾りをあしらったものです。
ここでは50代で子供や身内の結婚式に参列する留袖の髪型をまとめました。

留袖は正装、パーティー、結婚式のみと考えましょう。

留袖を着るときは、よほど普段から着物を着ている人でも着付けを頼みます。
それほどきっちりと着ないといけないものなのです。

なので、セットも同時に頼むのが一般的なので、美容師さんにイメージ写真と自前の髪飾りを持参してお任せしましょう。

黒留袖は身内の結婚式のみ パールできっちりが基本

黒留袖を着るのは身内の結婚式などの正装の時のみです。

なので基本のパールがおすすめです。と いうより、パール以外はやめた方が無難です。
パールデザインなら値段に関係なく、堂々とつけましょう。

結婚式なので多くの人の写真やアルバムに残る事になるので自信を持って好きなものを選びましょう。
これはパールをあしらったヘアピンです。ヘアピン付きはアップに最適です。ひとつお気に入りを作っておきましょう。

パールではないですが、これは京都の蒔絵を施した工芸品バチ型簪です。50代であればこれくらいの高級感が似合いますね。ここをクリックしてください。

 

ショートヘアーのアップ シニョングッズは別料金に注意

留袖の髪型のセットは美容院が基本でお任せでも、毛量が足りない時やショートヘアーをアップにするときのシニョングッズは別料金です。先にイメージを決めて自分に合ったものを揃えておきましょう。


中はピンがあります。


これは前髪を押さえるグッズです。ダイソーにあります

黒留袖は勝負服です。基本ルールに従い後で恥ずかしくないようにきっちりとキメましょう

色留袖の髪型もほぼ同じ 基本はアップでパールが基本

黒留袖は身内の結婚式のみ、色留袖は結婚式全般とお祝いパーティーなどの祝いの席のみOKです。
格によって黒留袖と同格扱いをする時もありますが、身内の結婚式にわざわざ色留袖をあつらえる人はあまりいません。身内の結婚式は黒留袖にします。
といっても通常の結婚パーティーなら小紋ですが、色留袖を着て出席する結婚式はフォーマルですので、きっちりの夜会巻きアップを少し崩したもの程度で、アクセサリーもパールが基本で少し華やかさを出した程度と考えましょう。
カラーは白が基本でシンプルにまとめましょう。これはブローチにもなります。

左耳の後ろあたりにあしらいましょう。


パールのピンも可愛いですが、50代には少し幼いかも。。デザインを考えましょう

ハンドメイドで作ってもいいかもしれませんね。こういう素材なら上品なパールイメージで作れます

アレンジ、変わりもの、いかにもダイソーはやめる

留袖、色留袖ともに正装です。
色留袖で結婚パーティーなどは多少のアレンジや派手なものや変わったデザインは許されるかもしれませんが、
・個性の強いもの
・エスニック調などのクセのあるもの
・派手な色や奇抜なカラーやデザイン
・いかにもダイソー的な、よく見かけるもの
はやめましょう

いかにもダイソーは、参列者やその後の写真を見て、知られたら嫌ですよね。

右がダイソーです。見た事ないですか?

これらは浴衣や小紋などのカジュアルなファッションに合わせましょう。
いずれも個性が強く、フォーマルな場所には合いません。

これはいかにもダイソーです。

夜会巻きはビデオを見て普段から練習できます

最後に基本のアップです。
着付けとセットが別料金の場合、自分でアップにできればいいですね。
アップというと、まず最初に浮かぶのは夜会巻きではないでしょうか?
実は私は、夜会巻きをビデオで覚えました。コツを覚えればさっとできます。

着物の髪飾りのおすすめは扇型かんざし着物を着た時に、お薦めなのが夜会巻ですが、実はこのヘアスタイルは「ヘアゴム1個とUピン、アメピンを夫々に10ケずつ」準備し、コツさえ覚えれば自分でも出来ちゃうのです。

*自分で出来る夜会巻

出典:http://www.rakuten.ne.jp/gold/han-world/arr/img/arr_after_yakai3.jpg

最後の仕上げには「ヘアスプレーとワックス」をお忘れなく…。

留袖は祝い事。気持ちよく着ましょう 招待側の確認を

私は今までの生涯に一度だけ、姪の結婚式に着ました。娘の結婚式はまだです。
時代もあるので、着るかどうかもわかりません。
姪の結婚式は神社で行ったもので、黒留袖を着るのはおかしくなく、めったに着る機会がないので着たいと姪に伝えて、着付けの手配をお願いしました。
もちろん自分で着付け料金も支払いました。ところが義姉は嫌がっていました。
遠回しにやめてほしいと言われました。
私が推測する理由は、手配が面倒なことと、着付けの席で相手側の親族と顔合わせするからです。
その時に万が一失礼があっては取り返しがつかないし、会わせたくないのでしょう。

はっきりと断られたわけではないし、私の両親、親戚一同は自宅から留袖とモーニングの正装で着てきたことから予定通り着付けを頼んで留袖を着ました。

けれど、せっかくの祝いの席にとても嫌な気持ちになりました。

留袖ではありませんが、もうひとつの正装の喪服の話もあります。
そういえば父の葬式の時も、喪服を着るつもりだったのを兄を通して喪服はやめてほしいと断られました。
このときの理由は「家族葬で大袈裟になるから」というような感じでした。
家族葬といっても50名は超えていましたが。

なので、私が初めて喪服を着たのは、生涯に一度、夫の葬式になりました。

せっかくあつらえた着物です。
結婚式で着付け料金をどちらが支払うかで遺恨を残すのはよくある事ですが、正式な身内の結婚式に自分で着付け料金を支払っているのに、迷惑がられることは何もありません。

招待側の意見は聞かないといけませんが、堂々と楽しみましょう。

 

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