みなさん、「人工知能AI」と聞いて何を思い浮かべますか?
私は真っ先に映画の世界を思い浮かべました。
バイオハザードに出てきた「レッド・クイーン」やターミネーターの「スカイネット」などです。
ただ、現在研究が進められている人工知能は、このような映画やマンガなどで描かれているようなものではないんです。
ここでは、現代の人工知能についてご紹介します。
「Siri」ランチャーという機能を使えば、google検索も音声でできるようになります。こういう人口知能を使いこなせるようになりたいですね。
Siriランチャーの使い方
アルゴリズム
「人工知能AI」を実現するのが”アルゴリズム”という算法です。
アルゴリズムとは数学、コンピューティング、言語学、それらの関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形です。
そして一般的に言われている”プログラム”とはコンピューターにアルゴリズムを指示するための(電子)文書です。 「人工知能AI」の発展はアルゴリズムの発展ともいえます。
人工知能AIって何?
人工知能はAI(Artificial Intelligence)という名称でも知られており、知識を持った機械のことを指します。
「人工知能AI」といえば、やはり人間のように動き、会話のできる人型ロボットを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
例えばHondaのASIMOや、ソフトバンクのpeparなどの歩行型ロボットです。
【Honda ASIMO】
「人工知能AI」といっても、さまざまな分野に細分化され、いろいろな分野の研究が組み合わさって、現代の技術に生かされています。
- 画像認識:カメラで撮った画像をコンピュータで解析するシステムで、プリクラで目を大きくしたり、肌を白く見せる機能などもこれの一種です。
- 音声認識:最近のスマートフォンをはじめ、一部の家電などでも搭載されている、人が話す言葉をコンピュータに理解させるシステム。
- 機械学習:蓄積されたデータの規則性を解析する機能で、マーケティングや天気予報などでも使われています。
そのほかにも、ゲームやgoogleやYahooなどといった検索エンジンでの検索も人工知能の一種です。
こう考えると、「人工知能AI」というのは決して遠い未来の話ではなく、生活を便利にしてくれる、身近なものということが分かりますね。
これから人工知能AIを勉強するには?
現在、「人工知能AI」と聞いて想像するような、人間と同じように動いたり、考えたりするロボットを作ろうという研究は実はほとんど行われていません。
現在の主流は、人間の知識を使って、より便利な機械を作るという研究です。
人工知能を研究している大学の一例をご紹介します。
- 筑波大学 人工知能研究室
- 東京大学 松尾研究室
- 九州工業大学 情報工学研究院
- 関西大学 総合情報学部 松下研究室
- 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
- 広島市立大学 情報学部 情報科学研究科 など
ここにあげた大学や学部などはあくまでも一例です。
それぞれの研究室によっても得意な分野が異なりますし、これ以外でもさまざまな大学で研究が進められています。
こちらで上げた例を参考に、ご自分の興味のある分野の研究を行っているところを調べてみてくださいね。
iPhoneに搭載されるsiriについて
iPhoneをはじめ、スマートフォンが普及し、音声認識がより身近なものになっています。
iPhoneに搭載されている「siri」も人工知能の一種です。
知りたいことを「siri」に聞いてみると、すぐに教えてくれたり、翻訳してくれたり、電話をかけたりといったことまで、言葉で伝えるだけでしてくれます。
まだまだ使いこなせていない機能もたくさんあるはずですが、今後はさらに、テレビや家電などとの連携も考えられているようです。
Apple社では現在、「Siri」と連携するTVの開発を行っているそうです。
iPhone一つで、家電の予約や電気をつけたり、鍵を開けたりといったことができる世の中が来るかもしれませんね。
人工知能の研究が進み、より効率的に、人間らしい便利な世の中が来るといいですね。
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