葬儀に送る花の種類と意味は

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みなさんは亡くなった方の葬儀に花を送ったことがありますか?
私は2度、故人となった友人に花を送ったことがあります。
1度目は大学の男の先輩でした。
ゆりの花を送りました。葬儀には送れなかったので、後日送りました。
しばらくたってから、先輩のお母さんから手紙が届きました。そこには「女の人の名前で、大きなきれいなゆりの花がたくさん届いてびっくりしました。仏壇のまわりが華やかになりました。私が知らなかったあの子の人間関係を知ることができて、とても嬉しかったです。」
というようなことが書かれていて、嬉しかったのを覚えています。

2度目は取引先の友人でした。

それは 新しいプロジェクトを一緒にやりましょう、と私を誘ってくださっていたところ、私の妊娠出産となってしまって頓挫してしまった後のことでした。
奇しくもその方のお父さんが亡くなった数ヶ月後に亡くなったことを年賀状で知り、葬儀には送れなかったので、三回忌に2つ贈りました。
そのとき送った花は覚えていません。
あとで電話でお礼を言ってくださいました。
「息子はね、あなたと仕事をするのをとても楽しみにしていたんですよ。いつもあなたのことを話していました。」
と言ってくださっていたことを知り、とても残念な気持ちになりました。

花を贈ることでこういう話のきっかけができるかもしれません。
ちなみに後で知りましたが1番最初に百合の花を贈った先輩はキリスト教でした。

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葬儀に送る花の種類とシーンは

葬儀の花を供花と呼び、、遠方で参列できない人や、 香典不要の葬儀で香典代わりに贈ることもあります。

供花は、 故人に供える花で、死者の霊を慰めると同時に、会場を飾る意味合いもあります。

  • 仏教
    百合や菊、デンファレ、カーネーションがよくつかわれます。通夜の枕花として送るのであれば、ホワイトとグリーンの組み合わせが良いでしょう。初七日や四十九日ではホワイトとブルーの組み合わせ。命日は百合とガーベラのホワイト系。一周忌ではホワイトとピンクのアレンジが良いででしょう。
  • 神式
    仏教と同様に百合や菊が選ばれます。
  • キリスト教
    百合やカーネーション、バラが選ばれます。キリスト教では生花がきほんとなります。

それぞれに送る人が決まっているの

  • 枕花とは
    故人と特にゆかりの深い人や、故人と特に親しかった人が、亡くなってすぐに枕元に飾る花をさします。
    葬儀が終わるまでずっとご遺体のそばに飾る花で、大げさなスタンド花や花輪ではなく、故人と遺族の気持ちに寄り添う花として贈ります。
  • 供花とは
    故人と親しかった人が贈るほか、遠方のため通夜葬儀に参列できない人が贈ることがあります。また、子供一同、孫一同、親族一同といった形で遺族が贈ったり、会社職場から供花を贈ることもあります。

花を贈るときの時期と注意は

  • 枕花は
    お通夜の前に届くように贈りましょう。 しかし、「亡くなってすぐに贈る」と言っても、あまり早すぎるとかえって失礼となりますので、訃報を受けてから贈るのがマナーです。
  • 供花は
    お通夜に間に合う場合には、お通夜の日の午前中までに届けましょう。また、葬儀葬式に贈る場合は、できるだけ前日までに届くよう手配します。

花輪の意味と贈るときの注意は

花輪とは、大きなリング状の花飾りです。供花と同じ意味を持ちます。主に故人と関わりがあった企業や団体が送りますので、個人で送ることはありません。

花輪は特に大きく、スペースを取るため、飾れない場合もあります。特に都心の葬儀会場は注意して下さい。

葬儀に持って行くのは失礼になるの

供花などは飾り付けが必要となるため、持参するよりは葬儀社などに手配してもらうのが良いでしょう。

持参がダメということはありませんが、あまりにも早い段階で花を持参すると、「死を予感していた」と思われ、印象がよくりません。

花は送るのが無難でしょう。
もちろん自分で送るのは大変なので花屋さんから送るのが確実です。
故人の好きだった花が一番喜んでいただけるかもしれませんね。

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