ロボットと聞くと、なんとなく未来を想像してしまいませんか?
けれど、自動車や電子部品の工場など、ものづくりの現場では昔からロボットが導入されています。
そのシェアは日本が世界一といわれています。
日本が誇る、デンソーロボットについて書きました。
人がすると、熟練度や疲労によってでき上がりが変わってしまいますが、ロボットなら誰が操作しても同じに仕上がります。
また、危険な作業でもロボットなら大丈夫です。
私たちが普段使っている家電や、こちらの記事を読んでいただいているPCやスマホといった機械もロボットがないとできないんですね。ロボットに感謝です。(笑)
ここでは、産業用ロボットについてご紹介します。
産業用ロボットとは?
ロボットといっても、Hondaのasimoやソフトバンクのpepperのような人型とは違い、アーム(人の腕)が重要なアイテムになります。
重いものを運んだり、塗料をスプレーする、スポット溶接を行うロボットなどいろんな種類があります。
スポット溶接ロボット
ロボットを使うメリット
産業用ロボットを使うメリットは何でしょうか?
- 危険な作業や負担の大きい作業をしてくれる
- 品質が安定する ・生産性がアップする
- 人件費が安くなる
。。があります。
ロボットを使うデメリット
- では、産業用ロボットを使うデメリットは何でしょうか?
- 誤動作や間違った操作で大きな事故が起こる可能性がある
- 故障などにより欠陥品などがたくさんできてしまう
- ロボットを導入するのにコストがかかる
- メンテナンスにもコストがかかる
- 工場などでロボットを多用することにより、失業者が増える
人の命は失ったら戻りませんが、ロボットなら直せます。
では どのような種類があるでしょうか。
大きく分けて作業用とファクトリーオートメーション(FA)に分かれます。
作業用ロボットとは
最近、ロボットスーツが一般的になりつつあります。google画像検索をみてくだささい。
ロボットスーツは、着用することにより、荷物が本来の重さより、人の負荷が軽くなります。
もちろん、まだ一般では購入できませんが、大和ハウス工業株式会社では、個人では購入できませんが、施設関係では購入できるようです。
ロボットスーツを使わないとつらいような、危険な作業や負担の大きい作業は、長時間できるものではないですよね。
集中力や体力を使うので、頻繁に休憩したり、交代する必要があります。(危ないですからね)
ロボットなら、ある程度の時間なら、作業し続けられますし、人のように疲れないので、ずっと同じものを作ることができます。
有名なものでは寿司ロボットですね。
「ロボットが寿司をにぎる!」と話題になりましたが、実は見えないところでロボットがものつくりをしていました。
ファクトリーオートメーション(FA)とは
これまで人海戦術で行ってきた作業をロボットに任せることで、人件費が大幅に下げられます。
自動車メーカーなどでは、工場全体をロボット化し、最低限の人数で生産している工場もあります。
これがファクトリーオートメーション(FA)と呼ばれています。
ただ、デメリットに上げたように、ロボットを導入するのに莫大なコストがかかりますし、定期的なメンテナンスも必要です。
そして、誤動作や誤操作によって起こる事故もありますね。
ただ、事故が起こらないように、制御する安全装置やチェック機構なども日々進化しています。
まずはロボットスーツのように、一般で購入できるように価格がこなれてきて、多くの人の笑顔が増えるといいですね。
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