日本の夏の暑い時期には「うなぎの蒲焼き」を食べて、夏を乗り切ると言った名文句があるくらいに、日本人には愛され続けている「うなぎ」ですね。
この記事を買いている2016も、うなぎの値段は高騰中です。
うなぎの養殖と天然について調べていて、おもしろい動画を見つけました。なんとこの人は天然うなぎを自宅横で釣っているらしいです!
なるほど。天然うなぎはこうやって流通するんですね。。
自宅横で天然鰻釣り1
特に土用の丑の日になると、何処のうなぎ専門店も行列が出来る程の人気です。
そんな大人気の「うなぎ」ですが、現在の専門店やデパートの魚売り場が扱う「うなぎ」は、国産ではあるけれど養殖のうなぎですね。
ではうなぎの「天然」はいったいどこであるのでしょうか?
そんな「うなぎ」について調べて見る事にしました。
うなぎには天然と養殖がある
年間を通して、スーパーやデパートの魚売り場には「うなぎの蒲焼き」陳列されていますが、どのうなぎを見ても「国産養殖うなぎ」と表記したラベルが張られています。
「うなぎには天然と養殖」があると聞いた事はあるのですが、一般のスーパーやデパートの魚売り場では「天然のうなぎ」は販売されないのでしょうか。
天然と養殖の違いは
天然うなぎは
天然うなぎは、一般的に「ニホンウナギ」と呼ばれていて、アンギラ・ジャポニカ種となります。
個々に多少の見た目の大きさの違いはあり、見た目では「背中が灰色で腹の部分が白色」と綺麗に分かれています。
中でも「下りうなぎ」と呼ばれている「天然のうなぎ」の場合には、腹の部分は黄色ぽくて、背中の部分は若干緑ぽくなっています。
「天然うなぎ」と「養殖うなぎ」では、見た目の色はかなりの違いがあります。
養殖うなぎは
「天然うなぎ」とは見た目も味もかなり違って、「養殖うなぎ」の場合には個体差は殆どなく、風味や香りは年間をとして安定した味が楽しんで頂けると言えます。
「天然うなぎ」の場合には、5月頃から11月頃を旬と言い、自然の泥臭さも美味しさの風味と感じられています。
「養殖うなぎ」は年間通して、特に旬と言った時期はありませんが、飼育された環境で味や品質が違い、「天然うなぎ」独特の泥臭さが無い為に、子供から大人、男女に関係なく美味しく食べられます。
そもそも養殖とは何?
養殖とは 人が手を加えた水槽の中で人工的に、年間を通して変化のない同じ環境で管理されて育てられていいる事で、品質面と供給はいつも安定しています。
日本で年中、美味しいうなぎが食べれるのは、うなぎの養殖産業があるからと言う事になります。
完全養殖が難しい理由は
ひとことでいうと「うなぎの生態系が詳しく分かっていない」からです。
例えば、現在の養殖には…稚うなぎ(所謂シラス)から成鰻になるまでで、完全養殖に至っていないのです。
完全養殖とは…成鰻から繁殖→卵→幼生→育成→成鰻になり、再度同じサイクルが出来てこそ完全養殖になるのです。
うなぎの生態は外観だけでなく、生態も通常の魚類とは違いう為、一部が分からない為に困難だとされています。
中国と日本の養殖の違いは
やはり中国産には環境の問題があるようです。
中国産うなぎの場合は、養殖の方法に違いがある
出来るだけ早く大きくして出荷する為に、成長促進剤(ホルモン剤など)や抗生物質などを与え、環境もとても綺麗と言える環境ではないのです。
日本産のうなぎの場合
鰻養殖池は、コンクリートの池にビニールハウス、水温は28℃前後で管理し、水は水産用水基準の地下水で飼育。
飼料には、「飼料の安全性の確保及び品質改善に関する法律」(飼料安全法)を使い、健康にもかなり気をつけているのです。
中国産は他の養豚など全体的に環境問題が大きく取り上げられていますが、うなぎの養殖も同じだったんですね。確認しただけでも、大きな違いが見えて来そうですね。
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