前回でギターの種類について話しました。
こうしてギターの種類が決まったら。。次は「何を弾くか」ですよね。
音楽は記憶を呼び戻すように、あなたがギターを始めようと思ったきっかけは、きっと何か良い思い出があったはずです。
なのでたくさんある楽器の中でギターを選んだのではないでしょうか?
まずきっかけとなった曲を思い出してください。
ギターが上達するためにはまず第一に「弾きたい曲を決めること」
物事には始める動機というのが大事ですよね。ではあなたのギターを始める動機は何ですか?このことはギターの上達に不可欠です。よく「初心者のためのギター教則本」とか、「これであなたもギターが弾ける」といったDVD付の本が売られていますよね。
そういった本は著者の経験や合理性に基づいて書かれていますが、練習曲とかはすごく簡単なコード(ギターの押さえるポジション)進行ですが、弾いていてもちっとも楽しくありません。そうです、大事なのは「何の曲を弾きたいか?」なんですね。
「その曲を絶対マスターしてやるぞ!!!」という強い思いがあればどんな曲も弾けるようになります。それと、弾けなくても毎日必ずギターを膝にのせて触ってあげてください。「ボールは友達」ならぬ、「ギターは友達」です。
また 大事なのが楽器選び。エレキにしろ、アコースティックギターにしろ、種類は沢山あります。さらにカラーリングも合わせれば相当の数になります。
一番いい方法は楽器屋を何軒も訪ねて、欲しいと思うギターを選んでください。店員さんも親切に教えてくれるので、疑問があればどんどん質問したほうが良いでしょう。予め予算などを伝えておくと、その中から選んでくれます。
ギター初心者が始めるときの弾き方のコツと用意すればいいものを選びました。
では、ギターの各部分の名称を覚えましょう
はりきってギターの本を買ってきたら、まず最初にギターの名称を覚えましょう
アコースティックギターの各部分の名称
(超初心者のためのギター入門講座 ギター各部の名称)参照
http://www.aki-f.com/kouza/s_kouza/mino0_2.htm
エレキギターの各部分の名称
http://guitar-hakase.com/wp-content/uploads/2013/08/meisho1.png
微妙に呼び方が違いますね。まずはさわって覚えましょう。
ギター弾き方のコツ 指が短い、太いから無理かな?大丈夫、弾けます
手のひらをいっぱいに広げて左右の手を重ねてください。大抵の人は同じように重なりますが、ギターをそこそこ弾けている人は左手(左利きの場合は右手)のほうが若干ですが、広がっています。さらに力を入れるとさらに広がります。
つまり、ギターを弾いていくうちに自然に指の間隔が広くなってきます。だから、指が短くても、太くても大丈夫です。
ギター弾き方のコツ 楽譜が読めないけど?読めなくても大丈夫
ギターは数ある楽器の中でも、譜面(楽譜)が読めなくても弾ける数少ない楽器です。
私も読めません。ではなぜ弾けるのか?それは楽譜を見なくてもコード(ギターの押さえるポジション)を覚えれば弾けるからなのです。
ギターは6本の弦(ベースは基本4本)をそれぞれ決められた場所を左手で押さえて右手で、はじくことで音がでます。コードにはそれぞれドレミの代わりにABCDEFGまでのアルファベット表記があり、それぞれ決められたポジションがあります。
それを覚えることで、曲が弾けるようになるのです。
さらにメロディラインの演奏には「タブ譜」というものがあり、それを見れば楽譜が読めなくても音を鳴らすことが出来ます。楽譜は5線譜ですが、タブ譜は6線譜です。
6つの線はギターの弦の数と同じで、線の一番上は一番細い弦(1弦)一番下は一番太い弦(6弦)を表していて、そこに番号(1~20ぐらいまで)が書かれています。その番号はギターのフレット(ギターの首の部分で線が引かれているところ)を表している数字で、例えばタブ譜の一番上の線に7と書かれていて、2、3と6の線が0と書かれている場合は名曲「禁じられた遊び」の冒頭部分を表しています。
ギター 弾き方のコツ ギターコードの簡単な読み方、あなたも歌手に
ギターはコードを押さえて弾くことで、音が鳴り楽器として成立します。
ここではコード表を載せていますので、参考にしてください。
ギターの弾き方のコツ 揃えるものとその選び方
ギターを弾くにあたって必要なものをいくつかご紹介します。
- チューニングメーター
ギターのチューニング(調弦)をするために必要不可欠なアイテムです。
チューニングには音叉が一般的でしたが、初心者には不向きです。
最近売られているチューニングメーターはクリップチューナーが主要です。
ギターのヘッド部分にクリップで取り付けるタイプで、いつでもすぐに簡単にチューニングできます。
価格も900円台~2000円台くらいで購入できます。
初心者に限らず、正しいチューニングは必要ですので必ず持ってください。
・ギタースタンド
よくギターを無造作に壁に立てかけているシーンをテレビなどでみかけますが、
絶対にやめてください。何かの拍子で倒れてペグ(糸巻き)が壊れるといったことになりかねません。ギタースタンドは安いものでは1000円でおつりがきます。
・スペア弦
ギター初心者の時は面倒でもマメに弦の交換をしましょう。巻き方が早くなるのと、その都度チューニングをするため、チューニングが上手に出来るようになります。
最低2セットぐらいは持っていたいですね。
・ケアセット
ギターは木材でできています。弾き終わったあとはケアが大事です。
クロス、クリーナ―は楽器店でも置いています。それにフィンガーイーズ(潤滑油)を使って弦を掃除すればさび止めにもなり、弦が長持ちしますよ。
・ピック
ギターを弾くときに使うバチの小さい版。主にプラスチックでできていて、100円~で、楽器屋さんで色んな種類があります。好きなピックを選びましょう。
ただし、初心者の方は少し大きめのものを選ぶほうがいいでしょう。
以上、ギターに必要なものを紹介しましたが、これらはあくまでアコースティックギターを弾くことを前提にしています。エレキギターを選んだあなたには、これらの他に、アンプ、シールド、ストラップが必要になります。
エレキギター初心者セットにはこれらも付属しているものもあります。
最後に お勧めのギター教則本
ギターの好みも個人差があり、弾きたい曲も人それぞれです。自分の弾きたい曲に近い教則本を選びましょう。Jポップが好きな人はそのアーティストの曲がたくさん載っている本を、クラッシックを弾きたい方はクラッシック用の教則本を。
弾き語りなら、いっそのこと「オールヒットソング」という歌本を買うのもいいですよ。
最新の曲から、懐メロ、フォーク、洋楽、アニメソングなど、たくさんの歌がコード付で掲載されていますので、自分の知っているコード、弾けそうなコードを探して弾いてみるのも楽しいものです。
さらに、この本には付録としてコード表がギター、ピアノの二つ付いています。
押さえ方がわからない時にとっても便利ですよ。
DREAMS COME TRUE『未来予想図Ⅱ』(acoustic guitar solo)
懐かしいドリカムです。これはアコースティックギターですね。あなたの思い出の曲は何ですか?
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