ロボットというと、どんなものを思い浮かべますか?
人型で手足があって・・・と思い浮かべがちですが、実はいろんな形状のロボットがあります。
ロボットというのは、人の代わりに作業をする装置、機械のことで、いろんな分野で活躍しています。
工場などで働く産業用ロボット、医療現場で働く医療用ロボット、牛の乳しぼりをしてくれる搾乳ロボットなんてものもありますね。
いろいろあるロボットのうち、ここでは最も身近なロボットといえる、「お掃除ロボット」についてご紹介します。
お掃除ロボットといえば「ルンバ」
お掃除ロボットの代名詞とも言えるiRobot社の「ルンバ」。
日本のお掃除ロボットのシェアの約70%程度を占めています。
日本では、2004年から販売が始まり、日本語に対応した、日本の家でもキレイに掃除ができるように、さまざまな改良がされ、2013年には100万台を突破するなど、年々売り上げを伸ばしています。
今までは ルンバ780が主流でした。
最新の「ルンバ800」シリーズの売りは、回転ブラシ。
一般的な毛があるブラシとは違い、特殊なゴムの回転スティックになっています。
これによりゴミの吸い込み口の密閉性が高まり、清掃力が従来品の1.6倍になっているそうです。
ただ、私が一番感動したのは、毛のブラシのように、髪の毛などの長い毛が絡まりにくいというところです。
手動の掃除機のヘッドって、すぐに汚れますよね…。 裏返してみて、家族の髪の毛とはいえ、「うわぁ・・・。」と、かなりテンションが下がります。 しかもキレイに取り除くのは、かなり大変。
ルンバ800シリーズの回転ブラシも、もちろん取り外してお手入れ できるようになっていますが、従来品と比べてかなり楽にお手入れできます。
そして、ルンバ800シリーズのもう一つの売りは、バッテリー寿命が6年と、ルンバ780など、従来品の2倍に増えたことです。
お掃除ロボで意外にネックなのが、バッテリーやフィルターなどの消耗品が高いこと。
特にルンバの正規品バッテリーは10800円とけっこう高額。6年間交換不要というのは助かります。
知名度、満足度ともに高いルンバ、少し音が大きい、家具や壁などにぶつかる衝撃が大きいという意見もあるようなので、購入を検討されるときにはぜひチェックしてみてください。
お掃除ロボットを比べてみよう
さて、上でご紹介したとおり、市場のお掃除ロボの約70%はルンバが占めています。
日本のメーカーは、日本のせまく、家具の多い日本にはお掃除ロボは向いていないなどの理由から参入が遅れました。
2015年現在では、多くのメーカーからお掃除ロボが発売されていますが、今回は、こちらの4機種で比較してみます。
ルンバ871 | iRobot | 約6万円 |
ルーロ | Panasonic | 約7万5000円 |
ココロボ | SHARP | 約6万円 |
トルネオロボ | 東芝 | 約5万9000円 |
値段で見ると、ルーロが頭一つ分飛びぬけていますね。
では、機能面ではどうでしょう?
ルンバ
- 日本メーカーの製品に比べると少し動作音が大きい。
- お手入れが楽。
- ブラシではなくゴムのローラーなので、毛が絡まったりしない。
- ペットの毛なども吸い込む。
トルネオロボ
- 動作音はそれほど気にならない。
- サイドのブラシで角のゴミまでキレイにとれる。
- ブラシに毛が絡まったり、毛足の長いじゅうたんなどでは止まってしまうことがある。
- 2cmの段差を乗り越えることができる。
ルーロ
- 形が斬新。他のお掃除ロボは○形が多いが、三角形。
- ゴミの多い場所と少ない場所でモードを自動的に変える。
- 家具や壁にぶつかる衝撃が少ない。(ぶつかる前に向きを変えてくれる)
ココロボ
- 一番の売りはおしゃべりをすること。「キレイにして」というと「分かった」などといって、掃除を始めてくれます。 標準語モードと関西弁モードなんていうのもあるんです。
- サイドブラシはありませんが、隅っこは風でゴミを飛ばしてから吸い込みます。
各機種の特徴を簡単にピックアップしてみましたが、まとめてみると、
- 毛足の長いじゅうたんがあったり、ペットを飼っている人はルンバ。
- 家具などが多く、小回りを重視する人はルーロ。
- 会話や音声操作を楽しむならココロボ。
といった感じでしょうか。
もちろん、それぞれのお掃除ロボには、もっとたくさんの特徴があります。
実際に購入するときは、目で見て試して、動作音や清掃力などを確認してくださいね。
それでは。綺麗になった部屋で私のブログを楽しんで下さい。
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