ユニクロなどのファストファッションの比較をしました
最近まわりを見れば、ユニクロ、GUなどの低価格のファストファッションが目立ちます。
昔は有名ブランド品を身につけることによって、自分の価値が決まる、というような風潮がありましたが、同じ服を着ても自分という自己主張がしっかりできてきたのだと思います。
ところで 私はZARAを着ます。
理由はサイズが豊富なことと、手頃な値段でベーシックなデザインが見つかることです。
けれど、昔は私の好きなセンスのいい、きれいなプリント柄が多かったのですが、最近はほとんど気に入ったのがなくて困っています。
私にとってZARAはファストファッションには入らないのですが、ちなみにZARAは世界長者番付1位のスペインのブランドと知ってびっくりしました。
ユニクロはファストファッションの代表といわれます。ではファストファッションとはどういうものでしょうか?
少し調べてみました。
ヒカキンもユニクロファッションが好き?
ファストファッションとは
ファストファッションは、英語で Fast Fashion といいます。
EIGODENでぴったりの注釈を見つけました。
Fast fashion means clothing collections that are manufactured quickly and cheaply. It’s called “fast” because it’s fast, like fast food, and cheap, like fast food.
(ファストファッションっていうのはね、早くそして安く作られるファッションラインのことよ。「ファーストフード」みたいに早いし、ファーストフードみたいに安いから、「ファスト」って呼ばれるの。)
ファストファッションの定義はこういうことのようです。ブランドで言うと、ヨーロッパのZARAやH&Mなどが代表的なものだそうです。
お金を掛けずにたのしむ
早く言うと「低価格の洋服」で、手軽におしゃれを楽しむって事になります。
デニムやチノパンの類については、シンプルで、カジュアルなのに生地もしっかりしていて低価格なのが嬉しい。
ユニクロがまさにこのファッションの先駆けですね。
新鮮なデザイン
有名デザイナーを雇って大量生産で、売り切れてゴメンで、常に新しいデザインでいつも新鮮なのが魅力。
こちらもコラボを積極的に行っているユニクロコラボファッションが有名ですね。
次に、ファストファッション全体の傾向を分析しました。
1 価格は消費者レベルの視点で
消費者はより高いレベルを求めるようになり、低価格でも品質が悪いものは買いません。各社品質を考えて「いくらなら買うか」というマーケティングで価格を決定するようです。
2 ホルム(シルエット)サイズ拡大などでゆったり目が多い
各社カラー、サイズバリエーションを広げて1色あたりの在庫リスクを抑えています 。シルエットはぴったりしたものよりもルーズでゆったりめのラインが主流のようです。
3 テイストはターゲットを意識しながら基本ラインを守る
各社ともターゲットやシーンが違うのでもちろんテイストは違いますが、ファストファションのすべては「カジュアル」。この「カジュアル」からビジネス、女性、オンオフを考えて展開されています。
ファストファッションを選ぶときは、まず自分のラインを決めてから選ぶのがいいでしょう。
4 おすすめは雑貨
ユニクロはマフラーや手袋など、男女とも使える実用的な雑貨アイテムが主流ですが、ZARAやH&Mなど、最近はどこも低価格のポーチやアクセサリーを拡大していて、おまけ程度に楽しんだり、ミニプレゼントにするのはおすすめです。
店舗数が一番多いのは。。なんといってもユニクロ!
日本国内で店舗数が一番多いとなると、
①ユニクロ ②ジーユー ③無印良品 ④H&M ⑤FOREVER21 ⑥GAP
特にユニクロは世界ファッション企業で世界に影響を与えているのは誰もが知るところですね。
2位のGUも本体はユニクロなので、実質はユニクロとGUで日本のファストファッションを抑えているということですね。
ファストファッションの中でも H&Mと FOREVER21は個性が強い
それぞれのテイストやターゲットなど私なりにまとめてみました。
1 ユニクロ
今はファストファッションの中でも高級ブランドとなった「ユニクロ」。安心できるネームバリューで人気は1番をキープしています。
近頃では品質にもデザインも、有名なデザイナーとのコラボなどもあり話題性は充分です。
年齢層も若者から年配にも親しまれているのは人気の重要なポイントですが、ここのところ円安の煽りからか、若干コストUPがうかがえるのは残念。
ただ、ファストファッション全般に言えることですが、コストダウンのためにどこも生地が薄くて、洗濯してるとペランペランになって型崩れするのが悩みです。
ユニクロも私的には生地が薄くて、その割に値段が高いと感じるので最近は買いません。
2 GU
ユニクロから低価格ラインでより年齢層が若いターゲットを狙っています。
ユニクロと比較すると更に低コストを目指している事もあり、ポリエステル素材の物が多い。
狙い目としては、スニーカーとかパンツが良いかも!
GUはジーンズが2000円くらいで買えるので驚きました。ちなみにユニクロのジーンズは3700円くらいでしょうか。
主人のジーンズはGUで買うことにしています。
ユニクロ、GUはカジュアルラインに徹底しています。カジュアルからインのオフィスファッションに絞り込んでいるので、買い物しやすいですね。
3H&M
モノクロでラインが女性っぽいのが特徴です。
ワンピースやルーズなラインのシルエットが多く、個性的なラインです。ゴミ袋いっぱいのいらない洋服はなんでも500円のクーポン券に交換してくれるのがうれしいサービスです。
もちろんカジュアルラインもありますが、ユニクロのように中性的ではなく、女性的なラインです。
H&MとFOREVER21はミニポーチやアクセサリーやメイクグッズなどをレジ前に並べ、レジに並ぶ人を誘い込む戦略です。
低価格でつい買ってしまいます。ミニポーチやソックスなど、ミニプレゼントにもおすすめします。
この2つはテイストが似ていて個性が強く、ファストファッションの中でも女性はターゲットにしていますが、女性の中でもテイストを好んで選ぶ人は全体の中では少ないでしょう。
好みがあえばファンになりますね。
4 FOREVER21
ラインはH&Mと同じラインで女性っぽいです。
モノクロカラーが多いです。着崩したライン、ルーズなラインです。
カジュアルからドレスアップまで幅広く扱っています。
おすすめはブーツやサンダル、バッグなどの小物です。
去年2足ブーツを買いましたが、作りがしっかりしていてデザインも良く、なぜか私の足にぴったりで今も大活躍しています。
黒の大型トートバックも買いましたが、重宝しています。バッグは2000円くらいでした。
5GAP
GAPは私的にはユニクロと同じ高級ラインです。
特徴はメンズ、レデイース、キッズ、ベビーまでファミリー層を狙っていることです。
デザインは洗練されていてかっこよく、特にキッズはかわいくておすすめです。
値段は安くはありませんが、生地や縫製はしっかりしています。
ユニクロより生地はしっかりしています。
価格は高い目なのでバーゲンを狙うといいでしょう。
ラインはレデイースの場合、無印良品やSEIYUイメージのシンプルで上品でおとなしいラインとカラーです。
たとえばスモックワンピースが多いです。値段は7000円前後など決して安くはなく、ZARAよりも高いです。
私的にこの中のおすすめはGAPですね。
SEIYUや無印良品などとの違いは
ここで述べてきた商品には、夫々に着る人の相性などもあると思われます。
現在の日本国内では、ファストファッションは無くてはならない商品として定着していますが、では SEIYUや無印良品の低コストの商品とはどこが違うのでしょうか。
無印良品はダイエーのオリジナルブランド
無印良品はダイエー(注:今はジャスコになっています)が開発したオリジナルブランドというのは有名な話です。
ダイエーの商品でコストカットをして、80年代に流行した「シンプル、モノクロ」の新しいラインで登場したものです。
大きく違うのは、今言われているファストファッションはファッションから小物など、ファッション雑貨に広がったのにたいして、無印良品はダイエーが本体なので、食器などの生活雑貨からスタートしたことです。
ファッションはそのあとに良品計画というブランド名で「アパレル」部門が展開し、コンセプトはコットン・麻・ウール等、天然素材を定番素材としているのです。
なので低価格が魅力であるファストファッションとは大きく異なります。
西友はスーパーのブランド
西友はジャスコ西友の商品にファストブランドを、上手に組み合わせる事で、まさに一流ブランドにも見えたりする優れ物です。
こちらもスーパーが開発したオリジナルブランドなので、買い物に来たついでの30代の子育て時代で、あまりお金を掛けられないけど、オシャレはしたいという、小綺麗な主婦をターゲットにしています。
スーパーの洋服はダサいというのを破り、今や立派なブランド力を持つファッションブランドネームバリューまで成長したのは立派です。
こちらも値段は高い目ですが、生地や縫製はしっかりしていて、大量生産のファストファッションとは一線を置いています。
値段と用途やシーンを考えて、ファストファッションとこれらのブランドを使いわけて楽しんでください。
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