日本では、1年に一度年末になると大掃除をすると言った習慣が付いています。
新しい年は、一年の汚れを取り払い綺麗に掃除された家で迎えたいといった気持ちから、年末に行われる様になったのだと考えられます。
ただ、年末になると年内にして置きたい事やしなくてはいけない事が沢山あると思いますので、大まかでも構いませんので、計画書的な物を作っておくのはどうでしょうか。
特に最後の「捨て掃除」で不用品が出た時はおもちゃも寄付できるんですよ。 服やカバンなどはNGOグッドネーバーズ・ジャパンを通じて海外にお金で寄付されるリサイフクがあります。ただ、こういう寄付はほとんどが送料が自己負担になるので、送料も寄付のつもりで調べてください。
寄付したものがどこかで人に喜ばれていると思うと気持ちいい新年が迎えられるかもしれませんね。
1 順番を決める
まず、漠然と「大掃除をしなきゃ…!」だけではなく、何処の大掃除をするのか…?
取りあえず、目に付いた所から大掃除をして行くのではなく、どうしても掃除したい場所を決めて進めて行くのが良いと思います。
それでは、家全体の掃除をするとして、一日で済ませようと考えずに二~三日を使って順序良く掃除を済ませたいですね。
家全体の掃除をする場合には、高い場所から低い場所へ、奥の方から手前側に進めて行くのが良いと思います。
1日目 高いところから低いところ
高い場所から低い場所へ
電気の傘に溜まった埃や棚の上の埃を落とした後に、掃除機を掛ける様にしましょう。まず最初にざっと上から下へで、埃を落として拭き掃除をします。この日は、押入れや流しの下から、いらないものを捨てるのはもちろんですが、埃をとって拭き掃除をすることをメインにします。
高いところ
-
- 1.天井
- 2.電気の傘
- 3.棚の上
- 4.押入れの上の段
低いところ
-
- 1.押入れの下の段
- 2.台所の流しの下
- 3.床から20cmまでのホコリ取りや拭き掃除
2日目 奥から手前
奥から手前に
奥、と言った場所とは、玄関から(出入り口)一番遠い場所を指します。
*例えば
「トイレ ⇨ お風呂 ⇨ 台所 ⇨ リビング から玄関へ」と奥の狭い場所から進める様に計画をたてると良いと思います。
何故…?トイレが始めかと言うと、トイレは後に回し易い場所だと思いますが、トイレの掃除が終わる事でモチベーションを保つ事が出来、達成感が出て来る事でしょう。玄関を初めに掃除した場合には、人の出入りがある事で、全体の掃除が終わる前に再度汚れてしまう可能性があります。
- 1.トイレ
- 2.お風呂
- 3.台所
- 4.リビング
- 5.玄関
時期は行事を考えて11月の後半から
いつもの掃除に中では出来ない場所や、気になりながらも避けて来た場所の掃除も、年末の大掃除では綺麗にしたいですね。
とは、言っても押し迫ってくると、子供達は冬休み、クリスマス行事、更に年賀状も書かなくては…、等々なかなか年越と言う物忙しいものです。
そこで、今年の大掃除は今までの短期集中型ではなく、11月の後半若しくは12月の声を聞いた頃から大掃除を初める事で、天候の良い日を選ぶ事も出来るので良いのではないでしょうか。
スケジュールを立てて下さい
だいたい一通り埃を落として拭き掃除などをしたら、次はいよいよ各場所の「捨て掃除」です。
これが大変なんですね。。
なぜって「捨てる」決定はすごくエネルギーを使うので。大掃除をする事を決めたら、出来る日に、何処を大掃除する場所を決めて、計画を立てましょう。
捨て掃除は一箇所あたり、1時間半から3,4時間はかかります。その日のできる時間で取り組みましょう。
例として…、
一日目 … キッチンまわり(冷蔵庫、レンジ、シンクまわり)など
-
- 台所の棚全部
- 冷蔵庫
- レンジ、冷蔵庫の裏などの拭き掃除
- シンク周りの拭き掃除
- お風呂まわり、天井や壁
三日目 … リビングなどの各部屋の捨て掃除
- リビング
- 寝室
- タンス
- 書斎
- 玄関
この他に、お天気の良い日を狙って、各部屋のカーテンなどを洗うのも良いですね。
毎日すこしずついらないものを捨てながら、気持ちのいい新年を迎えましょう。
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