一人ぼっちが怖いランチメイト症候群とは

孤独死に驚くことがなくなった現代は、いいのか悪いのか個の時代と言われています。

便所飯という言葉に興味を持っていくつか記事を書いてきましたが、最近の傾向として精神科医がついに一人ぼっちのランチに名付けたと話題になりました。

いったいランチメイト症候群とはどういうものなのでしょうか

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ユーチューブで便所飯のビデオを発見しました。
「学食で、一人メシを見られるくらいなら便所でメシ食ったほうがマシだ！」がすべてを物語っています。。

便所飯：僕は学校ではトイレで弁当食べてます

一人でいるのを見られるのが恥ずかしい

学校や職場で、友達もいなくて一人ぼっちで食事をする事に対して、人に見られたくないとか恐怖感を感じて居る人の事を「ランチメイト症候群」と、精神科医によって名付けられたそうです。

学会でこの名が認められている訳ではないのですが、2004年頃から報道番組などでも取り上げられるようになり、広く知られる様になったと言われています。

食事だけではなく、とにかく一人ぼっちで居る事が怖くて「一人でいる事が出来ない症候群」、また別名では「便所飯（べんじょめし）」とも呼ばれているのです。

少し前の話になりますが、インターネットスラングでも多く摂り上げられ、ランチメイト症候群と便所飯について話題になっていましたが、この二つは同じ行動だと見られて居ます。

一人ぼっちで食事をしている事がさみしい事で、人目を避けるようになり、安心して一人になれる場所がトイレと言う事になるのです。

トイレは絶対的プライベートルームな訳で、誰にも干渉される事もなく自由な場所なので安心出来る事で居心地が良いと言う事なのだそうです。

学校や会社…、どこに居ても一人は嫌だし一人で食事をするのはもっと嫌…！

まして、一人での食事を誰かに見られるなんて更に嫌…！

一人ぼっちで食事する事に恐怖感を持ち自分は駄目な人間、価値のない仕方の無い淋しい人間なのだと考えてしまい、仮に自分から友達を誘ったとして、もし断られたと断れた時の事を行動する前に考えてしまうのです。

悪い方に悪い方に考える事で、更に自分自身を惨めにする事になり、一人ぼっちで居る事や一人での食事タイムなんて誰かに見られたく無い。

その結果行き付くところがトイレでの一人ぼっち飯になってしまう事も有るそうです。

過去に報道などでも取り上げられていましたが、最近はそこまで重症の人は無くなったのでしょうか、話題にならなくなりました。

大丈夫です…！

皆さん生まれて来る時も、あの世に行く時も一人なのですから安心してください。

要するに、一人で食事をして居る所を人に見られたくない、人に見られるのが怖いと言った思いを感じ、トイレでご飯を食べる事をランチメイト症候群と言うのです。

「ランチメイト症候群」は、特に若い年齢に多く見られ、一人で居る所を見られるのが怖かったり、一人になる事自体が不安になり学校や会社もお休みしてしまう程悩んでいるのだそうです。

周りの人から、友達が居なくてかわいそうな人と見られるのが嫌で、最悪退職してしまう人も居たり、就職活動さえも出来なくなってしまうのだそうです。
そうなってしまうと、ますます社会から孤立することになり悪循環ですよね。

多分、自分が考えている程周りの人は意識していないと思うのですが、本人には消極的にしか考えられなくなってしまっているのでしょうね。

「自分で一人を選んだのだ」と考えることができたらどんなに楽でしょうか。

身近にランチメイト症候群と思われる人がいれば、思い切って声をかけてみませんか？

彼らは、変わるきっかけを待っているのかもしれません。。