七夕は縁起がいい日結婚もOK 2016

カルチャー

6月が近づいてくると、女性はジューンブライドという言葉を気にし出すのではないでしょうか。

幸せな結婚ができると言われているジューンブライドは憧れる人も多く、とても魅力的ですよね。

ですがひと月後の7月にやってくる七夕は、結婚するには縁起が悪い?なんてことも聞かれます。
こうした、結婚の日取りを決めるのにあたっての 縁起がいい日、悪い日という言い伝えはどんな根拠があるのか気になりますよね。

そこで今回は、七夕と結婚の関係や、結婚にまつわる言い伝えについてご紹介していきます!

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七夕の結婚は縁起が悪い?理由は 単純に織姫彦星の話から

七夕に結婚すると縁起が悪い、とされるのは、七夕にまつわる言い伝えのためです。

七夕の言い伝えは、働き者だった織姫と彦星が結婚したとたん遊ぶようになってしまい、神様を怒らせたので一年に1日しか会えなくなってしまった、というものです。

そこから、「結婚をしたら仕事もせずに遊んで過ごすようになる」、「ほとんど会えない別居状態になるなんてとんでもない」、ということで七夕は縁起が悪いとされているんです。

しかし一方で、七夕に結婚するのは縁起がいい、と言われることもあります。

反対に、七夕の結婚は縁起がいい?これも織姫彦星の話です。

これは七夕の言い伝えを反面教師として受け取って、「新婚生活に浮かれていないで、一年しっかり働こう」というように考えることで、幸せな結婚に向けてスタートを切るんですね。

また、七夕が雨だと織姫と彦星は会えないと言われていますが、地域によっては「彦星に会えた織姫がうれし涙を流したから」という言い伝えもあります。

そうやって考えれば、七夕は一年に1回、好きな人に会える幸せな日と捉えることもできますよね。

結婚にまつわる言い伝えと出所、時期は?

こうして七夕の結婚について調べたら「なーんだ」という単なる受け取り方の考えということを知りました。

ジューンブライドや七夕だけでなく、「大安」や「仏滅」といった六曜も縁起をかつぐ言い伝えです。

こうした、結婚にまつわる縁起の良し悪しといった言い伝えは、実は出所がはっきりしないものがほとんどなんです。

六曜の中で最も縁起がいいとされている大安でも、明確な根拠は全くありません。

そもそも六曜というのは江戸時代より前に中国から伝わった、いわば曜日のようなものです。
それが江戸時代の終わりに縁起を表すものへと変わり、その風習が現在まで伝わっているだけなのです。

結婚をいつにしようか迷っている場合、縁起をかついでおくことはこれからの結婚生活に心強い味方ですが、縛られすぎるのも良くありません。

「自分にとっていい日」に結婚したいですね!

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