エコノミークラス症候群を予防するには

お役立ち

今日はエコノミークラス症候群について調べてみました。
実は夫もなっていたようでした。
それは、生活時間が違うために、よくあるように、夫は一人で寝ているのですが、ベッドを置くスペースがないためにマンボウソファーを買いました。

これがめちゃくちゃ気持ちいいんです!両肩を包むように密着してちょうど良い角度で熟睡してしまうんですね。
今ので2台目です。

やはり睡眠は大事ですね。ところが、長年ベッドで寝ずに、マンボウソファーで寝るために、足がむくみ、象の足のようになってきました。血管も浮いて青白くなってきました。
もちろん、起きて会社に行って歩いて。。と日常生活は送っているのですが、さすがに怖くなり、思いきってベッドを買いました。
ベッドに寝るようになってからは、足もすぐに元に戻り、疲れも取れるようです。

このように、エコノミー症候群は身近に誰にでも起きることだということがわかりました。
同じようにソファーや車で長期間寝ている人は気をつけてくださいね。

さて、エコノミー症候群っていったいなんなんでしょうね。。

エコノミークラス症候群とは

 飛行機の狭い座席に長時間座っていた乗客が、機から降りた直後に倒れる病気。ロングフライト血栓症ともいいます。

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エコノミークラス症候群がおこる仕組みは?

 飛行機の搭乗に限らず長時間同じ姿勢でいることにより、足の静脈に血の塊ができ、その血栓が肺に詰まって呼吸困難や心肺停止を招く肺寒栓症(肺動脈血栓寒栓症)を起こします。

エコノミークラス症候群、気をつけた方がいい人はいる?

  1. 普段から膝が痛む。
  2. ふくらはぎがよくつる。
  3. ふくらはぎの筋肉が硬くなっている。
  4. お尻や太ももの裏がしびれる。
  5. 捻挫をよくしていた、またはしている。
  6. スポーツなどでアキレス腱を切ったことがある、または切ってしまいそうになる。

 以上の項目が日常的にあてはまる方、あるいは日頃の生活習慣で感じられている方はエコノミークラス症候群になりやすい人なので十分に注意が必要です。

エコノミークラス症候群で避けることは

 地震による被災者の多くの人々は車内や狭い避難所で身動きの取れない状態にあり、そのことにより血流が悪くなり、静脈中に血の塊(血栓)ができてしまい、この血栓が肺に詰まって呼吸困難となり最悪の場合心肺停止という事態となります。

このエコノミークラス症候群をさけるためには足の運動が有効です。足の筋肉を動かすことにより、筋肉がポンプの役目を果たして血液の流れを良くすることで血管内部に血栓を作らない状態を常に保つことができます。

では具体的にどういった運動が有効かというと、

予防のための足の運動

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  1. 足の指でグーをつくる。
  2. 足の指を開く。
  3. 足を上下につま先立ちをする。
  4. つま先を引き上げる。
  5. 膝を両手で抱え、足の力を抜いて足首を回す。
  6. ふくらはぎを軽くもむ。

    以上の簡単な運動でエコノミークラス症候群を避けることができます。

では実際に 車で寝て何日くらいが目安になるの?

車のサイズや車内での過ごし方、年齢などによってエコノミークラス症候群が発生する割合や時間には個人差があります。ただ、度重なる余震により精神面は常に緊張状態にあるため、必然的に筋肉が固まりやすく血管の流れが悪くなります。

今回の熊本地震では、早い段階で「エコノミークラス症候群」の発症例が多数出ています。その理由としては地震を避けるために多くの被災者が車内に避難していることにあります。

阪神大震災の時は密集地での地震であったため、車内に避難することは困難でした。東北地震の場合は津波による被害が多発したため、車がない状態では避難所での生活が必然となりました。ところが、今回の熊本地震の特徴としては、九州地方は古来より地震が少なく、風水害の対策に重点が置かれていたために屋根が重い構造の家が多く、そのため家屋の倒壊が多発し、家に住めない人の多くが車内に逃れました。さらに、余震が現在も続いており仮に家屋が無事であっても度重なる揺れの恐怖から車内に逃れる人が続出したのです。

エコノミークラス症候群を避けるためにやることは

 上記で述べた足の運動はさることながら、身体を動かすことが大事です。

 「エコノミークラス症候群」は車内に限らず、避難所でも多発しています。

特に高齢者や社会的弱者がその被害に遭っています。

その理由としては、狭い避難所に多数の人々が押し掛けたために一人に畳一畳分のスペースしかなく、余震による恐怖で筋肉が固まり、それをほぐそうにも動きの鈍い高齢者が歩き回れるスペースなどなく、ボランティアや係の人の迷惑にならないようにと避難所の端でおとなしく寝るしかない状態にあります。

そしてトイレやその他の理由で急に身体を動かすと、血栓が肺で詰まって呼吸困難で倒れてしまうというケースが多発しているのです。

このようなケースを避けるためには、高齢者、および社会的弱者に対して、カウンセリングによる精神面での負担軽減や、ボランティアによる運動介助、下半身の入念なマッサージなど心と身体のケアが必要です。そしてなによりも仮設住宅の早期建設がなによりも望まれることだと思います。

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