みなさんは身内の葬式に立ち会ったことはありますか?
私は今までに何度か身内の葬式を体験しました。
4人の祖父母と父です。
2人の祖父はそれぞれが親類も多く、盛大な葬式をあげました。
特に2番目に亡くなった祖父は、個人ながら菊千本の芸能人並みの会社並みの葬式をあげ、参列者の人数はわかりませんが、それはそれはにぎやかな式となりました。
その祖父は天理教であり、天理教は仏教の葬式ではなく、葬式は「天国に帰る」というめでたい喜ばしい行事であるという考えでお神楽の演奏の元、明るく送られていきました。
その前に亡くなった祖父は仏教で一般的な葬式だったのでびっくりしたのを覚えています。
葬式にもいろいろあるのですね。
このような体験をした私は、数年前に父を亡くし、現代の葬式を体験しました。
親類が多く自営業をしていたために、家族葬ではなく、小さな葬儀になりました。
母親はやめろというのに、以前に問題になった互助会の積み立てをしており、喪主である兄と義姉がいうには、長い間積み立てをしていて 損はしていないものの 金額はほんの数千円しか変わらず、ほとんど同じ金額だったそうです。すべてを入れて、約100万まで と聞きました。
豪華な待合室は広い別室で、別に洋風のセミダブルベッドが2つあり、広いお風呂までついていて娘はたくさんの従兄弟達とおおはしゃぎをしていました。
「こんな広い部屋にして無駄!」と兄は怒っていましたが、母親は「孫が全員揃って旅行に行きたい」と常日頃から言っていて、夢がかなったんだなあと思いました。
母親にとってのこの100万は、夢であった孫達全員の旅行費用だったのかもしれません。
家族葬と直葬の違い
関連記事で家族葬と直葬の違いを書きました。ここでもう一度おさらいします。
「直葬」はお通夜、告別式を省いて故人を見送る儀式で、「家族葬」はお通夜、告別式を少人数で故人を見送る儀式です。
「直葬」は「最後のお別れ」で故人とともに、一晩過ごすことはできません。
別記事で直葬について書きました。
葬式の費用は直葬なら16万円だけど最後のお別れなし
家族葬の流れは。。臨終から初七日まで
身内の死去は覚悟をしていても、やはりショックは少なからずあります。その時になって慌てないように、流れをしっかり把握しておきましょう。
1、臨終
病院で亡くなられた場合、看護師が身体をきれいに拭いてくれるのでその間に家族への連絡や、葬儀内容について確認しておきましょう。
2、家族葬を行っている葬儀社へ連絡
家族葬プランの中に寝台車による搬送が含まれていますので、病院名、住所、遺体搬送先の住所を正確に伝えましょう。
3、遺体の安置
葬儀社のスタッフがドライアイス、枕飾りなどをしてくれるのでプラン内でどこまでできるか確認を忘れないように。
4、葬儀社との打ち合わせ
遺影写真の準備、喪服の準備、通夜と葬儀の時間を決める。
僧侶の手配(宗派によっては葬儀社に依頼)宿泊の有無など
5、通夜の流れ
家族のみなので受付などはありませんが、急な訪問の対処や香典などの管理は誰が行うか事前に決めておきましょう。僧侶到着から、読経、焼香などは家族葬だけあって、シンプルなものとなります。後は家族だけでひっそりと故人を偲びましょう。
6、葬儀の流れ
葬儀もお通夜と同様にシンプルなものとなります。ただし、家族葬とはいえ、弔問客はお通夜の時よりも増える可能性がありますので、対応については役割分担などは事前に決めておくほうが無難です。
7、お骨上げ
葬儀も滞りなく終わり斎場へ。通常、斎場へは家族もしくは身内のみの参加となりますので、基本的には本葬儀と変わりありません。
8、初七日法要
葬儀会場へ戻りその日のうちに初七日法要をすませる場合がほとんどです。
家族葬のマナーは?知っておきたいポイント 生前から「お知らせルール」を決めておく
「直葬」と同じような理由により、小規模な葬儀を希望される方が増えているようです。また時代のニーズに合わせて葬儀社も「家族葬」を含め様々なプランを提供しています。
たとえば疎遠だった身内の死去。故人の付き合いなどはわからないことが多く「家族葬」終了後に、親しい友人や親せきなどから、「なぜ葬式をしなかったのか?」「なぜ知らせてくれなかった?」などの問い合わせや、「せめて線香だけでも」と葬儀終了後にひっきりなしの訪問などで、かえって疲れたりするケースがあります。
父の場合も、自営業をしていたのですが、もちろん年をとって廃業してしまってから10年近くたちますが、そのときの従業員などには連絡しなかったようです。
代表の人に一人だけ伝えたようで、その人に伝えてほしいとお願いしたら、案の定他の聞いていない人が大激怒し、1年近く訪問が続いて母親は疲れ果ててしまいました。
高齢の場合、こういう疲れだけで命取りになることもあるので、私が喪主ならば、ある程度公表して一度に済ませます。
また連絡がこなかった、ということをもしも自分でもされたなら、悲しみとともに怒りが出て当然だと思います。
故人は今の時代、残された家族のことを思い、「身内だけで」と必ずいうでしょうが、よく話し合っておくべきでしょう。
故人の生前の交友関係は年賀状のやりとりや、メールなどの履歴などで予め確認をして「お知らせ」をしておくほうが無難でしょう。
また意外に知人が多い場合などは、後日に「お別れの会」などを開催することにより、知人や親せきとのトラブルを回避することができます。
家族葬のメリットは気楽だが、デメリットは終わったあとのストレス
家族葬のメリット
★参列者への気遣いの必要がなく、負担が軽くなる。
★身内だけなので、ゆったりと故人を偲ぶことができる
★受付・会葬返礼品の準備がいらない。
★身内のみの参列なので、人数の把握が容易である。
家族葬のデメリット
★周囲の理解が必要
★葬儀費用が軽減される分、香典収入で葬儀費用が賄えない。
★「家族葬」でとお知らせをしていても「参列させてほしい」という方の返礼品や料理の手配などに追われる場合がある。
★葬儀後に「せめて線香だけでも」という訪問者への対応に追われる。
など「直葬」と同じようなトラブルがあるので、注意しましょう
ここで、おすすめの家族葬のプランがある会社を紹介します。
返金保証があるので、自信をもって営業されているところでしょう。
よりそうお葬式
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ここは、プランもたくさんあり、全国対応でおすすめです。
返金保証もあり、一見安心できそうですが。。
やはり、返金条件があるので 最初に確認した方がいいでしょう。
返金保証があると安心だが。。5日以内に申請すること
返金される、と聞くと安心できるが。。やはりいろいろ条件があるので注意が必要です。
それは会員制度です。会員登録をして、火葬から5日以内に返金申請をしなければいけません。
他にもある、返金保証が受けられる条件を引用しました。
『よりそうお葬式』では、皆さまに間違いのないお別れの場をご提供するため、万が一にでもお葬式の内容にご満足いただけなかった場合、火葬料金、読経・戒名等の宗教費用を除くお葬式費用の全額を返金させていただくことをお約束しています。
適用条件
- ・お葬式の施行前に会員登録すること
- ・火葬日の翌日から5日以内に、『よりそうお葬式』窓口に返金を受けたい旨お申し付けいただくこと
- ・お葬式費用の全額を一度お支払いいただくこと
- ・よりそう会員制度登録者、またはお葬式の喪主と確認できる方の口座へのご返金請求であること
会員制度とは?必ず確認しましょう
冠婚葬祭では互助会が有名です。
私の母親も入っていました。結構な掛け金を長年支払っていたようですが、実際に父親の葬儀でわかったことは、ほぼ同額で、余分なサービスがつけられていたことでした。
今の時代には促していないサービスでしょう。
こちらは無料でした。会員に入って、先に返金保証があるものを選ぶのがいいかもしれませんが、注意することは、5日以内という期限があることです。
葬儀後の悲しみの中、5日間などはあっという間です。
これだけは注意しましょう。
ここに詳しい内容を引用します。プランによって
よりそう会員3つの割引制度
割引制度1よりそう会員割
会員登録(資料請求)するだけで、お葬式費用が最大35,000円割引(税抜)
ホームページまたは電話にてよりそう会員登録をされた方に割引が適用されます。急なお葬式で困らないようお葬式の詳しい資料をお送りいたします。
割引内容
プラン名 割引額 家族葬:一日 -15,000円 家族葬:二日 -25,000円 家族葬:華やか -35,000円 火葬式直葬 -5,000円 火葬式:標準 -10,000円 割引制度2事前アンケート割
事前にお葬式内容に関するアンケートにお答えいただくと5,000円割引(税抜)
「事前アンケート」にご回答いただくと割引が適用されます。
※会員登録後、メールにてご案内いたします。
お葬式を行う地域やプランの内容を事前に想定することで、予算感や心構えをもつことができます。割引制度3式後アンケート割
お葬式後のアンケートにお答えいただくと5,000円割引(税抜)
お葬式後に「式後アンケート」に回答いただくと割引が適用されます。
サービス品質向上のために、お客さまの感想や要望をお聞かせください。
お葬式費用が最大4.5万円(税抜)※お得に
よりそう会員の3つの割引制度でお葬式費用が最大45,000円(税抜)お得に
さらに、会員限定で以下の特典が得られます
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・お葬式プランや流れの詳しい説明
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・近隣の葬儀場情報
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・初めての喪主ガイド
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・エンディングノート
家族葬 会社や知人への連絡や挨拶はどのように
家族でひっそり見送りたいと考えていても、会社やご近所への連絡はどうすればと悩むところではありますが、連絡しなくてもいずれ知れ渡りますし、後日の弔問の対応も大変です。
まず、ご近所への連絡としては、町会長に話をして、簡単な挨拶文(死亡時期、葬儀内容、お供物・御香典等は遠慮しているなど)を回覧してもらいましょう。その他関係機関などにも同様の挨拶文を送付すると、後々のトラブルを回避できます。
家族葬とはいえ、内容は本葬とほとんど変わりはありません。「小さな葬儀」と思っていただけたらわかりやすいと思いますが、故人を思う気持ちに規模や大小」は関係ありません。
これからも葬式は家族葬が増えていくでしょうね。
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