みなさんは、洗濯洗剤の表示はどこを見ますか?
私は、弱アルカリ性と、無蛍光の2つです。この2つがあれば、色柄ものも洗えるからです。
家庭で洗えるものは、ほとんど自分で洗います。
別記事でレーヨンの洗濯について書きました。レーヨン素材の洗濯は弱アルカリ性でもできます
レーヨン素材でも、家庭用の弱アルカリ性洗剤で洗えます。
弱アルカリ性洗剤が、ほとんどの家庭用洗剤で、エマールなどのお洒落着洗いが中性洗剤、ということはなんとなく知っています。
けど、いったいどう違うのかを、今日は調べてみました。
汚れ落ちが弱いけど、生地にやさしい中性。エマールは中性
お洒落着洗いで有名なエマール。
私ももちろん使いました。手洗いで洗いました。
けど、なんか水も汚れないし、落ちてるのか落ちていないのかわからないんですよね。
他の「家で洗えるドライクリーニング洗剤」もいろいろ試しましたが、ごわごわしたり、「1回あたり◯円で洗える!」というキャッチコピーも「こんなんだったらお金払ってもクリーニングに出すわ」という感じでした。それで結局やめました。
こういう一般的なお洒落着で、デリケートな生地や下着は中性洗剤で洗います。
表示はこれです。
生地がデリケートなので、中性でPHを落として、痛みを少なくしているのですね。
酸性・中性・アルカリ性の違いは PH(ペーハー)の違い
最初に、洗濯物の汚れの話からしましょう。
人の皮膚は酸性です。なので、洗濯物の汚れのほとんどが酸性なのです。PH(ペーハー)とは、酸性の度合いを表す数値です。
pH7を中性として、真ん中において、左から 酸性が最も弱く、続いて中性、アルカリ性の順番になります。
なので、PH(ペーハー)は、人の皮膚が一番弱くて、液体洗剤は一番強い、ということです。
正反対のもので中和しますから、正反対のアルカリ性のものが最も洗浄力が高いということになります。
粉末洗剤も、ほとんどが弱アルカリ性です。
- 酸性はPH3未満
- 中性はPH6から8
- 弱アルカリ性はPH8〜11
アルカリ性はPH11以上です。
酸性はトイレのサンポール、中性はエマール、アルカリ性はマジックリン
こう考えるとわかりやすいですね。
つまり、酸性はトイレ洗剤、中性はもっともやさしいのでお洒落着洗いに、もっとも強いアルカリ性は油分を落とすので台所に使いましょう、ということです。
まとめると、
酸性洗剤
- トイレ・サンポール
- 浴室・お風呂用ティンクル
アルカリ性洗剤
- 油汚れ・マジックリン、マイペット
- カビ取り・カビキラー
- パイプ洗浄・パイプマン
などがあります。
これらの知識を持って洗濯やお掃除に役立ててください。洗剤にも、それぞれの役目があるのですね。
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