「ウエス」って聞いたことがありますか?
私の実家は縫製業をしていて、よく「ウエス」という言葉を聞きました。
それは裁断ミスや残った生地や半製品などで、ダンボールいっぱいで業者に引き取ってもらっていたようでした。
インクの拭き取りや油の拭き取りに使うようでした。不用品でも需要があるところはあるのですね。
古着をヤフオクなどで売ったり、買取業者で買取してもらっても、買取不可で手元に残ったノーブランドの洋服や古タオルやTシャツなどを段ボールひと箱分にしてオークションに出して見ましょう。
だいたい段ボールひと箱くらいで1000円程度ですね。コンスタントに落札されているので、需要があるんですね。
それも面倒ならば、送料は自己負担で買取した金額を寄付することもできます。
このように古着は捨てる前に「ウエス」として自宅で使ったり、買い取り業者に引き取って貰えるやり方もあります…。
古着を再生用品として処分するためにgで買取してくれるところがあると聞いたので調べてみました。
ウエスって何?
要するに「ウエス」とは…、
機械を扱う業者で、機械の油や汚れ、そして機械に付いた不純物などを拭き取る時に使うぼろ布の事を「ウエス」と言います。
⇨ Waste(ウエスト) = 無駄、くず、ぼろ、廃棄物などの事を言うのですが、いつしか「ウエス」と呼ばれるようになったそうです。
一般的には、使い古したタオル(古布)や古着をリサイクルして雑巾の代わりとして使うものです。
近頃では環境の一環として、地域での分別ゴミの収集が盛んになっていて、ゴミを資源としてリサイクルされています。
この様な活動が盛んな地域によっては、古着や布製品の一部は「ウエス」として使われています。
地域の自治体で回収された「ウエス」は、殆どが工業などの機械を整備する事に使われています。
その他に、布製品を製造する企業から製造過程で発生する、はぎれ等も「ウエス」として使用されています。
どんなものでもウエスになるの?
大体どんな布でも、「ウエス」には出来ますが、それぞれに適応した場所で使用されています。基本は着古した綿Tシャツか、使い込んで毛羽立たないフルタオルです。油の拭き取りにはスエット生地などの厚地が使われます。工業用ウエスとして販売する業者は、これらを種類ごとにわけて裁断して販売しています。
家庭では、床拭きはもちろん、シンクや、カウンター、コンロ周り、浴槽拭き、トイレの掃除、窓拭き、車拭き、自転車拭き、鏡拭き等々用途に合わせ、使い易いサイズに切って置くと便利ですね。
ウエスに向いている布
1.古タオル
タオルには適度の凹凸があるので、使い古しのタオルの運命は雑巾として、「ウエス」として最適!
けれど、タオルの毛羽立ちが出ると困るところの、工場の部品についた油を拭き取るのは不向きになります。
2.天然素材の服(木綿や麻)
木綿のTシャツとかスパッツ、またパジャマなどの古着は水分の吸収も良く「ウエス」としては最高!
3.靴下、ストッキング
水分は吸収しませんが、ほこりがとても良く取れて乾拭き最高!
ウエスにあまり向いていない布
1.ウールなどの毛羽立っている物
水分も吸い取らず、拭き掃除も不向きなのに、汚れ落としには良いそうです。
2.フリース
水分を吸い取らず、掃除は苦手だが乾拭きは得意!
3.薄すぎる布
例えばハンカチは「ウエス」としては厳しい(>_<)
4.ジーンズ
薄すぎるのも厳しく、硬すぎも不適ですが、しっかり履きこんだ物なら最高! 薄すぎたり、硬すぎると「ウエス」としては使いにくいのですが、機械を多く動かす工場ではどんな布でも「ウエス」として使用出来ます。
家庭でも古着を好きなサイズに切って、「ウエス」として使えますよ。
工業用のウエスの買取は個人の量は対象外
では、工業用ウエスのg買取はいくらくらいでしょうか?
「工業用ウエスg買取」で検索すると、どこも価格は書かれていなくて、再生工場に持ち込みのようです。なので、インターネットで検索して近くの店舗に持ち込みがいいですね。
そもそも工業用ウエスは製造業の機械の油を拭くことが主な目的なので、販売が主な売り上げで、買取は企業の過剰在庫や不良品の処分品を買い取る、大きな仕事をしているようです。
なので、たまたま近所に会社があれば1KG以上ならば個人でも買い取ってくれるかもしれませんが金額は数百円でしょう。
ウエスをgで買取してくれるところがあるって?
古着等を「ウエス」として売りたい時には、ネットで「ウエスg買取」と検索してみてください。
「出張買取」から、「宅配買取」、「店頭買取」・‥等、沢山のお店の特徴や高価格情報が詳しく説明されているので、自分に合ったお店を選ぶ事が出来るのです。
例えば、
サザンクロス、キングファミリー(キンファミ)、ジャンクビンテージ…等々、全国どこでも「大量買取」OK
まずは、検索して見て下さい。
これらは古着販売業者ですが、買取を一点ずつではなく、量で買い取っているところです。
キングファミリー(キンファミ)は持ち込みできるけど。。
この中でキングファミリー(キンファミ)というところのHPを見てみると、このように重さで価格が決まるようです。
http://www.kingfamily.co.jp/kaitori/meyasu/
気になる送料ですが、こちらは全国展開している店舗販売のようで、持ち込みですね。
このように古着を販売する店舗は基準が厳しいので、Tシャツやニット関連は1円と考えていいでしょう。
キングファミリー福岡東店買取について
福岡東店の買取金額
お店で販売できる古着(季節もの関係なし!)
150円/kg
服飾雑貨・小物
100円/kg
リサイクル資源になる衣料(お店で販売できない商品)
1円/kg
買取は1㎏以上からの受付ですか?
1kg以下でも買い取りさせていただいており、下記のように10g単位を四捨五入して計算させていただいております。
例) (1)はかりの目盛数値0.420kg → 0.400kg
150円/kg × 0.400kg = 60円
(販売できる商品)例) (2)はかりの目盛数値0.860kg → 0.900kg
1円/kg × 0.900kg = 1円
(販売できない商品)※一部査定金額が異なる店舗がございますので、各店のホームページをご確認くださいませ。
これを見てみると、持っていってもゴミ袋に数百円ですね。
近くに店舗がある人はいいけど、わざわざ持っていく楽しみは少ないですね。
H&Mのクーポン500円の方が嬉しい人もいるでしょうね。
(株)原宿シカゴは東京都内なら持ち込みOK
その中で(株)原宿シカゴというところは、リユースをしている会社で、東京都内の公共施設で持ち込みできるようですので、東京都内の方は行かれてみてはいかがでしょうか。京都にも店舗があります。
詳しくはインターネットで検索してみてください。
(株)原宿シカゴ
https://www.chicago.co.jp/reuse.html
3. 回収方法
<主な回収方法/回収団体及びリサイクル業者様向け>
*衣類、靴類などの分別は不要です。(全て同じ袋に入れて頂いて構いません)
*靴類につきましては必ず輪ゴム等で左右ペアにし、輸送中にバラバラにならないようにご協力下さい。
*提携している回収専門業者が所定の方法にて回収いたします。<一般のご家庭からの古着回収について>
弊社では上記のように、主に自治体やリサイクル業者を通じて古着の回収を行っておりますが、一般のご家庭からも「洋服を処分したいのですが引き取って頂けますか?」といった問い合わせも多く寄せられてきます。
そうしたご要望にも対応するため、ご家庭で不要となった古着もお引き受けしております。
その際は誠に恐縮ではございますが、当方へ古着を送る際の運送費用・宅配料などは全てお客様の自己負担にてお願いさせて頂いております。
その旨を御理解頂ければ弊社の輸出ルートにて責任を持ってリユースさせて頂きますので、下記お問い合わせ先の古着リユース担当宛までお送りください。
日本では、ブランド以外の古着はほとんど価値が価値がありません。
業者にとっても利益が少ない上に、場所をとるのでいやがります。
それならば、と 私は海外に販売しているNPOに寄付しました。
どこに販売されてどのように使われているのがメルマガで送られてきてとてもやりがいがあります。
ただ寄付は手数料も入れて最大サイズで4000円ほど金額がかかります。
捨てるか、どちらにするかはその人の考えです。
どちらにしても使わないものを断捨離していく気持ち良さは同じですね!
コメント