カフェインを子供が摂取しても大丈夫?
勉強のために夜遅くまで起きている受験生の中にはコーヒーを飲んで頑張っている方もいると
思います。私もかつて受験生の時にはどれだけ助けられたことか、というくらいコーヒーを飲んでいました。
そして今では子どもが高校生になり、テストの前にはコーヒーを飲んで勉強しています。
しかし、カフェインを子供が摂りすぎて死亡するというニュースもあり、子どもに飲ませているけれど安心なの?と不安になってしまいました。
カフェインの効果とは?副作用はあるの?
カフェインを子供でも安心して摂取するには緑茶?コーヒー?
コーヒーや紅茶、緑茶にはカフェインが入っているから眠気が覚める、と言いますよね。
カフェインの効果はそれだけじゃないんです。
まずはよく知られているのは、カフェインの覚醒作用ですね。眠気覚ましに効果があり、寝起きや徹夜で作業する時などに効果があります。
そして、カフェインは頭痛薬や風邪薬などにも活用され、痛みを鎮めてくれる鎮痛作用もあります。
身体の基礎代謝を高め、脂肪燃焼を助けてくれるダイエット効果や、運動前にカフェインを摂取すると身体の運動能力を上げる効果もあるそうです。
あの有名なダルビッシュ選手は、あるテレビ番組で「あまり好きではない」けれど「有酸素のある日は絶対に飲む。カフェインを入れて血流を良くして、それで練習にも良い影響を。脂肪燃焼にもいいので」ということを語っていたようですよ。
そのほかにも病気のリスクを下げる効果や疲労回復や集中力を高めるなどの効果もあります。
カフェインには副作用はないの?
いろいろな効果があるからといっても、カフェインを摂りすぎると身体に良くない影響も出てきます。
カフェインは鉄分の吸収を妨げるため貧血になりやすくなります。また、眠気覚ましの効果により不眠状態になったり、体が震えたり、めまいなどがおこることがあるので、カフェインの摂りすぎには充分注意が必要です。
カフェインを子供が摂取するには緑茶がおすすめ 飲料別カフェイン含有量
そこで、私たちが普段飲んでいる飲み物の中にはカフェインがどれだけ含まれているのかを把握しておくことは大切ですね。
コーヒー(インスタント、カップ1杯)62mg
コーヒー(豆から抽出、カップ1杯)95mg
健康➕生活
緑茶(コップ1杯)30〜50mg
紅茶(コップ1杯)47mg
コカ・コーラ (350ml)35mg
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ペプシコーラ(カフェイン強化版 200ml)38mg
ハーゲンダッツコーヒー味(1/2カップ)30mg
レッドブル(250ml)108mg
モンスターエナジー (355ml)142mg
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リポビタンD(1本)50mg
15歳以上ならリポビタンD 15歳未満なら緑茶がおすすめ
コーヒーや紅茶、緑茶などを比べると、カフェイン量がそんなに変わらないようですね。
そう考えると、カフェイン摂取と同時に栄養補給ができる『リポビタンD』は良いのではないのでしょうか。
ただしリポビタンDは15歳以上でないと摂取できません。
15歳未満の子供には、緑茶がおすすめです。
最近の研究で緑茶を飲むと記憶力や学習力を向上させる効果があることもわかりました。
コーヒーほどカフェインが多くないので睡眠の妨げにもなりにくく、運動前にも手軽に飲めるので、飲みすぎに気をつけて飲めば、いろいろな場面で味方になってくれそうです。
うまくカフェインを利用して受験を乗り越えて欲しいですね。
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