造幣局桜の通り抜け2015が開催されました。
なぜ造幣局の桜は４月上旬なのでしょうか？散らないの？
造幣局桜の通り抜け　桜図鑑２０１５の花は一葉（いちよう）
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造幣局桜の通り抜け2015が開催されました。

大阪の造幣局では、２０１５年も桜の通り抜けが楽しまれました。

デジカメ散歩　鈴鹿ブログ

２０１５年の造幣局　桜の通り抜けの開催日時は、平成２７年４月９日木曜日から、４月１５日水曜日までの７日間でした。
平日は、午前１０時から午後９時まで、土日は、午前９時から午後９時まででした。２０１６年は、4月8日金曜日から4月14日木曜日に決定しました。
私は近くなのでほぼ毎年行っています。
造幣局の桜の通り抜けの思い出はたくさんありますが、中でも一番の思い出は私の俳句が入選し、短冊につけられて桜に吊るされたことです。

造幣局では毎年俳句と川柳の投句箱が設置されていて、入選作は翌年に短冊につけて桜に吊るしてもらえるのです。
裏側に名前が書かれ、入ってけっこうすぐの桜に吊るされてうわさになって会社の人間もけっこう見に行ってくれて話題になり恥ずかしかったです。笑

しかも何も言っていない友達からも「見たよ！」と電話がかかってきてびっくりしました。
遠く忘れていた思い出もこの記事を書いていて思い出しました。

造幣局公式桜の通り抜けマップ２０１５
造幣局公式　桜の通り抜けイラストマップ

なぜ造幣局の桜は４月上旬なのでしょうか？散らないの？

桜のお花見のピークが３月上旬ですが、毎年造幣局は約一月遅れの桜が楽しめます。それは遅咲きの桜だからです。しかも、行くとわかりますが珍しいボリュームのある花びらの桜やしだれ桜などが毎年開催にあわせて管理され、全国から訪問する観光客のために待ってくれています。

これは造幣局のホームページ桜図鑑にあった桜のひとつです。
このように花びらが多く、ふっくらとしている珍しい桜が多いです。

妹背（いもせ）

花は濃淡になった紅色で、時に一つの花に実が二つ、対になってつくことから、この名が付けられた。花弁数は３０枚程あり、二段咲きが見られる。

本数：5本

では、そもそも造幣局になぜ桜があるのでしょうか。

通り抜けで有名な大阪造幣局(本局)の敷地は、もともと藤堂家の大坂屋敷があったのだそうです。
たくさんの桜の木を造幣局が引き継ぎ、この立派な桜の木を一般の人たちにも見てもらおうと、明治１６年に一般開放が始まりました。
途中、第二次世界大戦中に大部分が焼失したものの、職員らの手によって復元されました。毎年、６０万人もの人がお花見に訪れるという桜の名所です。

造幣局の桜の通り抜けが遅い時期に行われるのは、普通のお花見の桜がソメイヨシノなのに対し、八重桜のため、咲く時期が遅いからなのだそうです。ソメイヨシノが散ってしまって、今年も桜が終わってしまったなあと思っているときに、まだ造幣局の桜が残っていると思えば、お花見が二度楽しめてお得な気分になれますものね。現在構内にある桜は、関山、普賢象、紅手毬、芝山、楊貴妃などを数えています。紅手毬、大手毬、小手毬、養老桜などは、他では見られない珍種といわれていますので、一見の価値があります。桜のお好きな方は、ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。夜もライトアップされてきれいだそうですから、お近くの方は仕事帰りに夜に出かけるのもいいですね。