世界初の自動運転ロボットタクシー

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自動運転で2020年までに無人タクシー車を走らせる計画があります

いよいよ2020年オリンピックも近づいてきましたね。

2015年10月1日、政府は東京オリンピックに向けて世界初の自動運転タクシーの実証実験を2016年始めから開始することを発表しました。

2020年東京オリンピックはハイテクノロジーを駆使したオリンピック会場になりそうですが、その中でもビッグニュースがこの自動運転の無人車のニュースではないでしょうか。

この実験に参加しているのがDeNA(ソーシャルゲーム大手ディー・エヌ・エー)の子会社で自動運転タクシーの車事業化を目指しているのがその社名もズバリ、「ロボットタクシー」です。

ロボットタクシーの公道走行シーン/Car Watch

最近CMでも見かけるようになりましたが、運転する人はドキドキでしょうね。
こんな時代を変えるような大事業に乗り出したDeNAとは一体どんな会社なのでしょうか

DeNAとは華やかな未来事業に投資する会社

DeNAとはソーシャルゲーム大手ディー・エヌ・エーでインターネットショッピングサイトも運営していて、ロゴを一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?インターネットビジネスを幅広く広げるだけでなく、横浜DeNAベイスターズのオーナーになったりと、華やかな展開を見せてくれています。

それらの未来新事業の一つとしてロボット開発ベンチャーのZMPと合弁会社ロボットタクシーを設立しました。

そしてロボットタクシーは自動運転技術を使用した「自動運転無人タクシー」の実現化を目指しています。両社で7億円の出資金を元に、研究を進めていく方針です。

2014年には、インテルと資本提携。昨年からは、ソニーとも共同開発を開始しました。2020年の東京オリンピックを視野に入れて、自動運転での無人の車、社名でもある『ロボットタクシー』をたくさん走らせることが目標のようです。

東洋経済 ONLINE

http://toyokeizai.net/articles/-/72531

自動運転の車って一台いくらするの?タクシーなら初乗りは200円

ZMPの自動運転車の価格は一台数千万円するのだそうです。初乗り料金200円という自動運転ロボットタクシー。格安料金で、採算が取れるのかとか、無人車で事故を起こした場合の責任は誰がとるのか。
所有するタクシー会社なのか。それともタクシーを作ったメーカーなのか。など。また、現在の自動運転は、運転者がいなければ認められていません。

これは、日、米、欧に共通したジュネーブ条約に基づくものだそうですから、この問題も、オリンピックまでに解決できるのかはわかりません。

ZMPは、2008年から自動運転技術の開発を行っています。愛知県名古屋市の守山では、ドライバーが運転席で万が一に備えながら、手足を使わず走行する状態で、2キロの区間を時速60キロで実験を行ったそうです。

そもそも、自動運転ロボットタクシーって、どうして考え出されたのでしょうか。

ロボットタクシーを走らせようと考えた背景には、タクシー運転手の人手不足が原因のようです。自動運転のロボットタクシーで、過疎地で外出に困っている人たちの足になったり、道路渋滞の緩和に役立てばいいですね。

病気で通院しなければならない人や、体の不自由な人が、いつもタクシーで数千円も払うことはできません。そういう人たちも、手頃な値段でタクシーが使えれば、とても生活しやすくなります。
介護の人たちが送迎している現状では、仕事自体も大変なのに、運転にも気を使うとなると、疲れがたまってしまいますよね。

それが、自動運転ロボットタクシーのおかげで、食事など、日常生活の介助のみになれば、疲れも軽減されて、サービスの向上にもつながることでしょう。

オリンピックが日本で開催されれば、海外からの観光客も増えます。そういう人たちに、現地の言葉で親しみやすく、タクシーが話しかけてくれて、案内役もかってくれたら、旅行客にも喜ばれることでしょう。そんな質の高いサービスが、現実になる寸前まで来ています。とても楽しみですね。ペーパードライバーで、行動範囲の狭い私も、ちょっとワクワクしながら、自動運転ロボットタクシーの実現を待っています。

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