レトロ印刷JAM 印刷とじてん2015年9月

イベント

レトロ印刷JAM 印刷とじてん空想読書シリーズ展覧会

「とじてん』とは「架空の雑誌の架空の頁の展覧会」
空想読書シリーズ第3弾レトロ印刷JAM主催の『とじてん』に行ってきました。
読書好きでマニアと友達から言われている娘が『とじてん』に行きたかったらしく、ブックカバーが欲しい!と言うので行きました。

『とじてん』とは、自分が編集した雑誌(とじたん=大阪弁で「綴じたものの意」)大阪弁で言うと「綴じてん(たのよ)」と訳します。
『とじてん』は、大阪市北区・中津駅の近くにある「レトロ印刷JAM」で開催される『自分で好きなページを選び、製本機でオリジナルの一冊の本を作る』という企画です。
レトロ印刷JAMは同人誌などの特殊なこだわり派に最近とても注目されているレトロな風合いのこだわり印刷が特色の印刷会社です。
コンセプトは「架空の雑誌の架空の頁の展覧会」。
公募で選ばれた約100人の出展者が、実際には存在しない架空の雑誌をイメージし、好きなページを作る。作るページもまったく自由で、物語が書かれていたり、イラストだけだったり、どれひとつとして似ているものがない個性の集まりでした。
100人の自由な発想で表現した成果がレトロ印刷JAMに展示されていました。

2015年3月21日(土)から3月29日(日)まで春の開催がありました。大好評だったために秋に第二回目が開催されました。
2015年9月12日(土)〜27日(日) 午前10時〜午後7時
前回と同じく、レトロ印刷JAMのお店で開催されました。
主催者のkof bookselleres union は過去に「本棚展」「ブックカバー展」を開催していて、『とじてん』は空想読書シリーズ第3弾になります。その第3弾のうち 2015年3月開催の「創刊号」に続く第2号です。

《レトロ印刷会場写真》
普段は会社です。
場所はわかりにくいかも、です。

レトロ印刷会場

主催者は3店舗の店主による古本屋ユニット
主催者は「kof booksellers union(コフ ブックセラーズ ユニオン)」というユニオン名です。
駒鳥文庫、ON THE BOOKS、FOLK old book storeの古本屋3店舗が集まって活動しています。
「本で世界をもっと楽しく!」をコンセプトに「約50人の本棚展」・「約100人の本棚展」・「約100人のブックカバー展」・「約300人のブックカバー展」と、数々の「空想読書イベント」を開催しています。

印刷は確かに社名と同じくレトロでした。
自動孔版印刷機(リソグラフ)を使った簡易印刷でズレ・色落ち・混色・ムラなどを生かして印刷しているために、ガリ版タッチのかすれなどが生きています。それぞれの作家の声が聞こえそうでした。
《正面にカードが》
正面にはカードがたくさんありました。確かにこれらのカードもブックカバーも本の中身もすべてレトロなカラーと風合いで統一されていました。
実は娘も私も誕生日だったのでお誕生カードを買いました。

正面にカードがたくさん 小物もたくさん

《右手にはTシャツやバッグまで》
右手にはシルクスクリーンでTシャツやバッグに印刷していました。
ちょっとしたプレゼントにいいかも。
店内はさながら工房で大盛況でした。学園祭そのままの雰囲気でしたね。

バッグもあったよ Tシャツもあるよ IMG_7018

《ブッグカバー》
本好きな娘はかなり迷っていました。小さいかな?と思っても文庫本サイズぴったりでした。
値段は10枚で500円でした。

お目当のブックカバー

IMG_0346カワイイ💓💕💖
IMG_0347 ブックカバーになります

《ページを選びます》
これも迷っていましたね。なにぶんみなさん個性が強く、ばらばら。笑 小説のように文章がだーーーーーっと書いてあるものやら、大きなイラストがばーんと書いてあるものまでばらばらなのでなんとも選びようがない。。

IMG_7007 IMG_7006 IMG_7005 ページを選ぶ 会場中がレトロでした会場はレトロカラーで統一されています

製本はその場でしてもらえます。「無線綴じ製本」
ページを選んだら表紙を決めてレトロ印刷内にある、大きな製本機で雑誌や漫画と同じ製法の
背を糊で固めて、表紙で包むように製本する「無線綴じ製本」で目の前で完成!

《表紙は2種類》
表紙は「とじたん」といいます。
「とじてん」(てん=展覧会)で、表紙は「とじたん」(たん=とじた=おしまい)と私は解釈しました。

表紙は2つ 表紙をつけます

《これが製本機》
おねーさんにお金を払って目の前でシューッと本が出来上がりました!

製本機

店内終了時間ぎりぎりに入りましたが大盛況でした。
表現したい人、それを楽しみたい人、両方の気持ちがぴったりと一致した学園祭、という感じでした。
大好評なのできっと次回も開催されるでしょう。
行きそびれた方々も、楽しみに待っていましょう。

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