ITと金融が1つになったフィンテックって何ができるの
2016/07/22
おさいふアプリって便利そうですよね。コンビニでたまに見つけます。
私はなくした時のことを考えたら怖いのと、ばんばん使いそうなので使っていません。
スーパーでもカード引き落としにすればポイントがたまるのですが、毎日の食料品なので使いすぎないように、現金で支払っています。
こういったおかいものアプリやカード決済は、計画的にできる人、自己管理できる人にとってはすばらしいシステムですよね。
最近ようやく銀行の通帳をやめました。これだけで、すごく決心がいりました。
なぜって自分で定期的に日を決めてダウンロードしたり、プリントアウトしておかないと、ダウンロードできる期限があるからです。
けど、これも家計簿アプリを使いこなせるようになれば、それひとつですべての登録した銀行口座の管理ができるのですから、まずそれを覚えようと思っています。
が。。
なかなかねえ。。。
今日はITと金融が1つになった未来のITマネー、フィンテックについて調べてみました。
目次
ITってそもそもどういう意味?
ITって、インターネットの略称と思っている人が少なくないと思います。
私も実はそう思っていました。
ITとは正式には情報技術(Information Technology)の略称で、簡単に言うと情報を習得、加工、保存、伝送するための科学技術。つまりコンピューターを使って情報を扱う技術のことです。
有名なIT企業としては、Windowsを開発したマイクロソフト、検索エンジン最大手のGoogle、ポータルサイトで有名なYahoo!JAPAN、などがあります。
ITと金融がいっしょになったらできることは
IT技術は金融機関でも利用されています。金融業界が扱うツールとしてはもちろんのこと、オンラインバンキングやオンライン株式取引など、ネットを経由した多様なサービスが提供されていますが、金融規制の厳しい状況下では、必ずしも利用者の要望に応えきれていない部分があります。
そこで、近年「フィンテック」という新しいサービスが注目されています。
フィンテックって何?
金融の「Finance(ファイナンス)」のFと、技術を意味する「Technology(テクノロジー)」のTの略です
金融を意味する「Finance(ファイナンス)」と技術を意味する「Technology」(テクノロジー)」組み合わせた造語です。
利用者の細かな要望をくみ上げたサービスの実現や、モバイル(端末)機器での金融取引を主流にしている点などが、従来の金融機関が提供するサービスと異なる点です。
歴史的にはまだ浅く、これからどんどん普及していくサービスだと思われます。
フィンテックでできること
では、具体的にフィンテックで何ができるようになったかというと、
スマートフォンでカード決済 「楽天スマートペイ」「Square」などがあります。
楽天スマートペイには専用プリンターやIDカードリーダーが必要です。
IPhone やAndroid携帯などに小さな器具を取り付けるだけで、簡単にクレジットカード決済ができるようになります。
例えば、近年外国人観光客が急増していますが、そこで一つの問題が・・。
日本にはクレジットカードが使える店舗が少ないという問題です。中小規模店舗にはレジの横にクレジットカードを読み取る機械がありますが、小さなお土産物屋さんではそんなものはありません。
極端な例としては外国人観光客が町のお豆腐屋さんでお買い物、もちろん店側としては「いつもニコニコ現金払い」観光客側は「カードは使えないの?」となり、しぶしぶ現金でお買い物。
店側としてはカード読み取り機械を買うお金なんてあるはずもなく・・・。
そこでフィンテックの登場です。従来のように高いカード読み取り機を購入することなく、店主が持っているスマホでカード決済が簡単にできるようになり、普及すればほとんどの小売店でクレジットカードが利用できるようになります。
主要モバイル決済は「楽天スマートペイ」「Square」などがありますが、普及していけば、他の企業も参入しサービスも向上するでしょう。
自動で家計簿?クラウド家計簿 全自動家計簿マシーン
今までは家計簿を付けるために、通帳やレシートとにらめっこをしながら1つ1つ手書きで書いていましたよね。
「クラウド家計簿」はクレジットカードの明細や電子マネーの利用履歴などをひとまとめして自動で家計簿をつけてくれる仕組みです。
私も現在奮闘中です。一度設定すると、自動的に連動されるのでまさに全自動家計簿になります。
↓こちらのレシレコは、会計ソフト freee、便利なEvernoteや、自動で資産管理してくれるマネールック、マネーフォワードなどのサービスと連携しています。それにより更に高度な家計管理も可能になります。
簡単にいうと、レシートをスマホのカメラ機能で読み取ることも可能で、通帳明細などと合わせて一体化することにより、支出と収入が一目瞭然となります。
こちらの家計簿アプリは、レシピまで考えてくれるのです。まさに小さなロボットですね。↓
家計簿アプリでレシートパシャりで夕食レシピが完成レシーピ
何も考えなくてもよくなりますね。
会社の経費管理も?
金融と情報の融合ということなので、個人事業主の方や中小企業経営者の方は会社の経費についても自動的に記帳出来るようになるので、経理コストを大幅に削減することも可能です。
このようにフィンテックが今後ますます普及していけば、私たちの生活スタイルも一変するでしょうね。スマホなどの携帯端末の普及がフィンテックの発展の後押しをしているようです が、お金を持ち歩かない時代がもうすぐそこまで来ているような気すらします。
便利になる反面、ちょっと怖い気がするのは私だけでしょうか?