パネルヒーター暖房器具電気料金は安くなる?
2016/07/22
気になる暖房器具「パネルヒーター」って?
猛暑だった今年、ようやく過ごしやすい季節になりましたが、よく「猛暑の年の冬は寒くなる」と言われています。
そこで寒さ対策に欠かせないのが「暖房器具」ですね。
半纏羽織ってこたつでみかんを食べていた時代からエアコンとホットカーペットに代わり、こたつは見なくなりました。
そんな中 環境にいいと注目されているパネルヒーターについて調べてみました。
【NORITZパネルヒーター】
暖房器具の種類と特性
まず、暖房機器の種類と特製について調べました。
はじめに暖房の方式についてご説明します。
暖房方式は暖める原理により三つに分けられます。
対流式暖房
空気を暖め、対流(風)により室内を暖めます。
主なものとして、エアコン、ストーブ、ファンヒーターなどです。
部屋全体を暖めるのが早い反面、埃が舞い上がりやすい、常に換気が必要で乾燥しやすいというデメリットがあります。
輻射式暖房
本体の鋳鉄から赤外線を拡散し、それにより部屋全体を暖めます。
オイルヒーター、パネルヒーターなどがこの種類になります。
空気の対流が少なく、埃などが舞い上がりにくい反面、部屋全体を暖めるには時間がかかり、それほど暖かくないというデメリットがあります。
伝導式暖房
電気毛布、ホットカーペットなどです。
手軽に使えて比較的電気代もかからないのですが、部分的な暖房になります。(Naverまとめ参照)
パネルヒーターについて
そこで、輻射式暖房である暖房器具 パネルヒーターについてもう少し詳しく紹介していきましょう。
パネルヒーター売れ筋ランキング
第一位 サンルミエ800SD(39800円)
第二位 キャンパ遠赤外線パネルヒーター(61800円)
第三位 富士ホーロー遠赤外線パネルヒーター(15602円)
第四位 バルミューダスタンダードモデル(61440円)
第五位 ROSSOパネルヒーター(12800円)
となっています。(楽天市場ランキング参照)
番外編としては、ニトリのガラスパネルヒーター(9250円)、グリーンウッドミニパネルヒーター(5547円)があります。
ガラスパネルヒーターは暖房器具というより、見た目が液晶テレビのようなおしゃれなスタイルです。
ただし、他のパネルヒーター同様に部屋全体をあたためるには、時間が掛かります。
【大人のお洒落情報 0107 オシャレカタログ】
ただ、暖房器具 パネルヒーターの特性として、音が静か、部屋の空気を汚さない、子供が触っても大やけどしない、火事の心配がない、などの利点があるので、用途に応じて使い分けるといいと思います。
例えばグリーンウッドミニパネルヒーターは、お子様や、OLの方などディスクワークをされる方の机の下に置いておくと、ほんのり暖かく足元の冷えをカバーするには重宝されているようです。
【クマぞう グリーンウッドミニパネルヒーター】
お値段は他の電化製品でもあるように大きく幅があります。
安いもので5千円前後、高いものでは6万円を超えます。
無論値段によりそれぞれ性能に差がありますが、基本的にはパネルヒーターは暖房器具の中でも 補助暖房という観点で利用されるのが良いかと思います。
暖房器具 パネルヒーターの種類について
先ほど紹介したパネルヒーターは電気式ですが、他にもヒートポンプ式パネルヒーターというのもあります。
これはオイルヒーターの代わりに水を使って温水を循環させることにより暖かくするものです。
固定式湯たんぽのようなものとお考えください。
ただしこれも全体を暖める効果は薄く、効率的に利用するには部屋を断熱素材の壁に変えなければならない機種もあります。
ですので新築、もしくはリフォームを考えている方にはお薦めです。
業者さんに確認してもらうとよいでしょう。
次にガスパネルヒーターですが、これもヒートポンプ式と同じようにガスで水を温めて循環させるシステムです。
いずれも固定式になるので、使い勝手と工事費を含めた値段(6〜10万円工事費除く)を考えると、電気式パネルヒーターの方が値段的にも使い勝手もお薦めです。
さて気になる暖房器具の電気料金ですが、
- 遠赤外線パネルヒーター:約8,5〜26円/1h
- エアコン:約7〜38円/1h
- オイルヒーター:約13〜33円/1h
(遠赤外線パネルヒーターの電気代比較ランキング参照)
。。。となっていますが、この中では最大料金でも暖房器具としてはパネルヒーターが1番安いです。
エアコンは最安値では1.5円安いですが 使い方により高くなります。
全体的に暖めるのにエアコンをつけて その後パネルヒーターにするのはどうでしょうか。
いずれにしても暖房器具はそれぞれの利点を上手く活用して、快適な冬を過ごしたいものですね。
参考になりましたでしょうか?